どんぐり山行通信HTML版
第193号
尾瀬ヶ原
(おぜがはら草紅葉ハイキング)
2024年9月25日(水)晴時々曇り
連日の猛暑も一段落した涼しい朝、バスは戸倉で乗り換える必要もなく直接予定通りの時間に鳩待峠に到着した。今日の参加者は久しぶりに参加された山田さんをはじめゲストの吉原さん、飯田さん、石榑さんを含めて総勢19名となった。2班構成にして峠を山の鼻に向けて出発するが、石積の階段や木段を過ぎるとずっと二本の木道が敷かれていて一部は老化が進んでおりTEPCOが補修工事を行っていた。樹林帯の緑はまだ色濃く残っているが、所々にオオカメノキの赤い実、ツリバナの赤い葉や実、ヤグルマソウの大きな葉が茶色くなっている。その合間にトリカブトの紫色が目立つ。山の鼻には予定通りに到着して、小休憩後尾瀬ヶ原へ踏み入れる。期待した草紅葉は始まったばかりだった。それでも所々色付いていてシダの大きな葉が茶色く密集していてアクセントになっていた。木道から落ちないように注意しながら足元を見ると、リンドウの青、ウメバチソウの白が所々に見られた。やがて燧ケ岳が正面に見えてきた。逆さ燧ポイントでは残念ながら風に水面が波立ちボーとした感じになってしまった。振り返れば至仏山がくっきり見えて見晴らしのいい爽快な風景の中を涼しい風に吹かれて歩く事が出来た。思いの外人が少なくて何度も同じグループの人と、すれ違ったり追い越し・追い越されと顔なじみになる程だ。牛首分岐で3名の待機組と本隊に分かれて、本隊は竜宮十字路へ向かい竜宮小屋で昼食とした。時間にも余裕が出てきたのでピストンで牛首分岐に戻らないでヨッピ吊り橋経由で"く"の字に戻るコースに変更。牛首分岐で集合して山の鼻方面に戻り、鳩待峠へ向けての最後の登りに汗が出た。峠では花豆アイスの冷たさと甘さに今日の疲れが癒されました。ヤマレコでの記録は距離18.7km、累積標高差±250m、歩行時間5時間30分でした。(伊藤記)
風でボケてしまった逆さ燧
鳩待峠駐車場で準備を整えて出発
看板前で元気な姿を記念撮影
山の鼻への下りの樹林帯には所々でオオカメノキの実の赤さが際立つ
左手の樹間から至仏山が見えた
途中のベンチで後続待ちの小休止
ヤグルマソウの大きな葉が茶色くなっている
トリカブトも盛り
川上川を渡り
山の鼻に到着
いよいよ尾瀬ヶ原に
正面に燧ケ岳
池塘も出てきた
逆さ燧で堪能するメンバー
草紅葉と白樺のコントラスト
木道脇の紅葉
ウメバチソウ
リンドウ
キンコウカ
ズミの実だろうか
イワショウブだろう
シダの紅葉が群生
気持ちのいい風が吹いています
牛首分岐に到着ここで待機組3名と別れる
燧ケ岳が近づいてきた
ナナカマドの幼木だろうか綺麗な葉の赤さです
竜宮十字路に到着
ちょっと進んで竜宮小屋へ
ここのベンチを借りて昼食です
居合わせた人にシャッターをお願いしました
竜宮十字路をヨッピ吊り橋、東電小屋方面へ
この辺りの木道は地面と同じ高さで安心して歩ける
左手に至仏山とシダの紅葉を見ながら
木道上のベンチに座ってみました
ヨッピ吊り橋に到着乗ってみました
乗ってみました2
牛首分岐に向かう途中の池塘で
燧ケ岳の頭にはガスが掛かってきました
牛首分岐の待機組と合流
至仏山を見ながら山の鼻に戻ります
山の鼻で最後の登りに備えて一休み
近くにあったツリバナの実と葉の紅葉が綺麗だった
鳩待峠に戻ってきました。この休憩所も見納め
花豆ソフトでお疲れさん
北市民セ6:00→鶴ヶ島IC6:13→赤城高原SA7:15→沼田IC7:27→戸倉8:16→鳩待峠駐車場8:40着8:55出発→山の鼻9:55→牛首分岐10:55→竜宮分岐11:20→竜宮小屋(昼食)12:05出発一ヨッピ吊り橋12:25→牛首分岐13:00→山の鼻13:35→鳩待峠14:45着→駐車場15:15発→道の駅かたしな15:50-16:05発→沼田IC16:43→上里SA17:20→鶴ヶ島IC18:00→若葉駅18:08→北市民セ@4,000