どんぐり山行通信HTML版
第192号
玉原高原
(たんばらこうげん三角点1,302.5m)
2024年8月20日(火)晴のち小雨
このところ35度超えの猛暑つづき。夕立も多く今朝も明け方まで雨だった。幸い出発までには晴れあがり、バスは参加者21名を乗せて出発。今回は玉原湿原と鹿俣山が予定されていたが、車内で伊藤さんから急遽変更案内があり、今回は玉原湿原周辺を巡るだけに留め、午後は道の駅などに立ち寄るとのことであった◆到着した玉原センターハウス駐車場は日差しが強いものの暑くなく、何より湿気が少なく爽やかだ。身支度を整えいざ出発。2,3分歩くとさっそくミズタマソウが出迎えてくれ、露を含み宝石のような光を放っていた。自然環境センターを右折して木道が現れると玉原湿原だ。湿原は花の時期が終わり、いまは全体が枯草色を帯びつつある。それでもハンゴンソウの花やオオカメノキ、タムシバの赤い実などが彩を添えていた◆湿原を進むとやがて木道は終え、広葉樹林への山道となる、長沢三角点、ブナ平へと進み、この辺は高低差がなく雰囲気の良いブナ林が広がり気持ちがいい。赤い実をつけたコバノフユイチゴや、珍しい相思子タイプの実をつけたトチバニンジンなどに遭遇。花好きの斉藤さんが蕾をつけたアケボノシュスランの群生を見つけ歓声をあげていた◆センターハウス駐車場まで戻り昼食とし、その後はバスでラベンダーパークへ。ここはスキー場のゲレンデを利用し、夏はカラフルな花を植え、リフトで登った先にラベンダー畑がある。料金が高めなので入園せず早めに移動◆次は道の駅 川場田園パークへ。東京ドーム1.5倍の広さをもち、「1日遊べる道の駅」がキャッチ。群馬県道の駅ランキング1位だという。ただ、平井さんイチオシのミート工房・山賊焼は残念ながら定休日。そのかわりに地元産の安い豊富な野菜を各自思い思いに購入した。今回鹿俣山登山は急遽変更となり残念であったが、別の機会の楽しみとしたい。野菜を多めに買ったおかげで帰りの荷物が増えてしまった。(南雲記)
センターハウス駐車場到着。建物内にトイレ有
準備体操後出発です
自然環境センター(玉原湿原入口)ここにもトイレ有
湿原内は木道。湿っていて滑りそうだ
開けた湿原に到着
季節ごとに見られる花の解説看板があった
オオカメノキなどの実が赤く色づいている
木道脇にはツリフネソウ
これは?
ブナ平と尼ヶ禿山の分岐で後続を待つ
木漏れ日の道を行く。やや上りになってきた
この辺りは大きなブナとホウノキが沢山あるエリア
トチノキの葉の一部が赤い
トチバニンジンがあった
タコの足のように岩に張り付いた根
ブナ地蔵に到着
記念撮影を
その二
その三
沼田の銘木百選シナノキ前を通り
ブナ平分岐をセンターハウス方面に
探鳥ルートを下る途中で枯れた沼田の銘木百選がもう一つあった
野鳥看板合流点に下山
駐車場億の東屋や木陰のベンチで昼食
玉原ラベンダーパークに寄ってみる
道の駅川場田園プラザで買い物
北市民セ6:00→赤城高原SA(休憩)→沼田IC7:35→玉原センターハウス駐車場8:15着8:30発→自然環境センター(玉原湿原入口)8:50→長沢三角点9:50→ブナ地蔵(ブナ平)10:25→野鳥看板合流点11:00→センターハウス11:10(昼食)11:40→ラベンダーパーク11:45着12:30発→道の駅川場田園プラザ12:45着13:30発→沼田IC13:50→上里SA14:20(休憩)→鶴ヶ島IC15:20→北市民セ15:30 @3,500