どんぐり山行通信HTML版
第183号
入笠山
(にゅうかさやま1,955m)
2023年9月16日(土)晴
鶴ヶ島は朝からどんよりとした空で蒸し暑い、でも入笠山は午前中晴との予報を信じて新入会員の平井さんと先月に引き続きゲストの飯田さんを加えて20名の満席で出発する。◆シルバーウィークが始まり、三連休の初日なので八王子JCTの渋滞をある程度は覚悟していたがいつにも増しての混雑ぶりだった。やっと渋滞を抜け順調かと思ったところで、韮崎と須玉IC間が工事の車線規制の為大渋滞との情報があり、甲府昭和ICで高速を降りて国道20号線を走ることになった。◆沢入登山口に到着したのは10時30分で予定した時間よりも1時間遅れの為下山時間を15時にして出発することにした。今回はゴンドラ利用はせずに沢入登山口からの往復コース、いきなりの丸太階段道で大汗をかきながらも1時間で入笠湿原到着◆ここで調子が良くないメンバー2人を残して、18名で山頂に向かう。一部が岩場コースで、大部分は迂回コースで山頂に無事到着しここで昼食とする。晴れて諏訪湖や守屋山などが良く見える。直射日光の下でもさほど暑く感じなかった。新調された山頂標識で記念撮影後に下山開始、行きに寄らなかった花畑を経由して下る。キキョウの青が際立っていたのが印象的◆入笠湿原に戻り、ここで全員そろって記念撮影後やはり一部のメンバーを残し荷物を軽くしてゴンドラ駅近くの花を見に行く、エンビセンノウ(燕尾仙翁)というのが数株咲いている。長野県の絶滅危惧IB類らしい。その他の花の解説板がある道を通りスズラン群生階段で湿原に戻った。沢入登山口へ無事15時に到着して、バスが動き出した途端大雨が降り出だした。実にラッキーだった。
(伊藤記)
新調された山頂看板
準備を整え沢入登山口を出発
地味につらい登りです
トリカブトが綺麗に咲いています
30分で平らな道に座り込んで休憩
入笠湿原到着、鹿避けゲートを通過
すぐに沢山の花が出迎え
ノコンギクも
ワレモコウの群生の向こうにオミナエシとエゾリンドウ
先着組でパチリ
後続も続きます
旧マナスル山荘前を山頂方面に
山頂到着
諏訪湖や守屋山もくっきり見えました
記念撮影を撮って下山です
その二
岩場コースと迂回コースの分岐点で
花畑に入る。キキョウの色が鮮やか
マツムシソウに丁度ハナアブが止まりそう
ヤマハハコが群生で
サラシナショウマ
数少ないタムラソウをアップで
湿原看板脇に1本だけ見つけました
ここで全員そろって記念撮影
その二
湿原のメインのエゾリンドウをアップで
絶滅危惧種のエンビセンノウ
あちこちで目立っていたアキノキリンソウ
オミナエシも
ウメバチソウが群落になっていた
下山開始です
もうすぐ到着
オオカメノキの紅葉が始まっていた
これは何だろう
無事登山口に到着、途端に小雨が降ってきた
若葉駅発6:15~沢入登山口10:30~休憩11:00~入笠湿原11:30~山頂12:30出発13:00~花畑・ゴンドラ駅方面周回~湿原より下山開始14:20~沢入登山口15:00~若葉駅到着19:15@3,500