どんぐり山行通信HTML版
第182号
美ヶ原
(うつくしがはら王ヶ頭2,034m)
2023年8月19日(土)曇り時々晴後雨
8月も涼しい所へということで、美ヶ原を歩くことにしました。
今回は大盛況の参加者で、ゲストの飯田さんを入れて20名とマイクロバスが満席となりました。◆台風の影響が残り上信越道の佐久を越えると山々の上のほうに雲がかかった状態です。美ヶ原に向けて高度を上げると周りはガスだらけの状態になってきました。それでもスタート地点の山本小屋に到着するといい感じの曇り空に。周りに木々がない美ヶ原を歩くので少し曇り空のほうが涼しくて良さそうです。◆山本小屋のトイレは有料でした。(@100)身支度を整え出発します。ここに来ている人の半数は観光客で軽装で歩く人と山装備の面々が砂利道を仲良く歩いていきます。歩き始めてすぐにポニーの餌やり場所や美しの塔が現れます。周りの草原には牛たちが放牧されのんびりと草を食んでいました。◆道端の草むらにはずっとフウロ、アキノキリンソウ、ハナイカリ、ウメバチソウ、ワレモコウ、マツムシソウなどの花々が咲いていて癒されます。王ヶ塔ホテルの脇にはヤナギランが植えられていました。◆王ヶ頭から更に先の王ヶ鼻に向かいます。この辺りにはマルバダケブキの群生がありました。王ヶ鼻は広々していましたので、ここで昼食にしました。なにやら少し雲行きが怪しくなってきたので早々に帰ることにします。帰りはアルプス展望コースを通りました。このコースに入った途端遠くで雷のゴロゴロが聞こえます。大急ぎで先に進むことにするが目まぐるしく変わる天気は小雨が降ったり晴れ間が出て暑くなったりと忙しい。それでも途中の烏帽子岩に皆さん交代で乗ってはしゃいでいました。◆塩くれ場で行きのコースと合流しスタート地点の山本小屋に戻りましたが、今回はこれで終わりではなく牛伏山を越えて高原美術館の道の駅がゴールなので多少疲れが出てきたがもうひと頑張り。牛伏山で最後の記念撮影をして、美術館を横目で見ながら木道を下りバスが待つ道の駅の駐車場に無事ゴールしました。山を下り始めると強い雨が降り出すという運も味方してくれたようです。@3,500(伊藤記)
王ヶ頭ホテルのすぐ裏が山頂
9時35分、山本小屋を元気に出発
時々車も通る砂利道を観光客と一緒に進む
道端にはフウロの花が沢山咲いています。
ポニー餌やり場所がありました。
牛がのんびりと放牧されています。
9:50分、美しの塔到着
記念撮影その2
それにしてものんびり、真っ白な牛もいる。
霧の合間から王ヶ頭が見えるようになる
時々涼しい風が吹く中、皆さん元気
時々現れるウメバチソウ
牛越しの王ヶ頭ホテル
これもあちこちに出てきました。
左手方向に大きな崖。帰りに通るアルプス展望コースが見えます。
こんなのも咲いてます。マメ科らしいが
王ヶ頭ホテル脇の花壇にヤナギランが植えられていました。
10:25分、王ヶ頭到着
記念撮影その2
王ヶ鼻に向かいます。
ヤマハハコが目立つようになりました。
マルバダケブキが群生で生えていました。
11時、王ヶ鼻到着
記念撮影その2
晴れていれば雄大な風景が見えそうな所で昼食
ゴロゴロと鳴る雷にビビりながら急ぎ足でアルプス展望コースを歩きます。
と思ったら晴れ間も出て、王ヶ頭ホテルを見上げる。
烏帽子岩で
展望コースももうすぐ終わり、百曲付近が見える。
12時50分、塩くれ場に戻ってきた。
12時55分、美しの塔通過
山本小屋で一休み後牛伏山へ、13時25分
記念撮影その2
美ヶ原高原美術館を横目に
13時45分、ゴールです。
天気に色々振り回されましたが、歩いているときに大雨に合わずラッキーでした。
やはり2000mの高原は涼しかった。