どんぐり山行通信HTML版
第179号
三ッ岩岳
(みついわだけ1,032m)
2023年4月22日(土)晴
アカヤシオが山肌を埋め尽くすことれ知られている群馬県南牧村の三ッ岩岳に花の季節に合わせて行こうと年頭から計画し、いつもの第三週から第四週に変更した。しかし、今年は例年よりも春が来るのが早く約二週間前に花のピークは過ぎていた。他の代替えなども検討したがこれぞが決まらず他の見どころもあるだろうと出掛けることにした。
◆参加者はゲストの中村さんを含めて18名。関越道、上信越道を順調に進み下仁田ICで高速を降りる。道の駅なんもくでトイレ休憩後御荷鉾スーパー林道で大仁田ダム下の駐車場に7時50分頃到着
◆駐車場にはダムとの記念撮影用フォトフレームなどが置かれている。記念撮影や身支度を整え8時出発、いきなりアキレス腱が伸びるような角度の登山道を登り始めた。
◆今回は時計回りのルートで登る。下りとの分岐から尾根までずっと勾配がきつい道が30分続いた。尾根に出て一息つくが今日は風が強くて寒いくらいだ。さらに大岩を過ぎるあたりから岩場に鎖(ロープ)とアドベンチャー感満載の道が続く。そして、頂上近くでやっと咲き残りのアカヤシオを見る事が出来た。9時45分山頂到着、山頂はやや狭いが廻りの山々を見渡せて気持ちのいい所だ。他の登山者さんと譲り合い、落ちないように皆さん寄り合って記念写真を撮った。
◆その他の花はトウゴクミツバツツジは満開でヒカゲツツジもわずかに咲いていたようだ。登山道脇にはネコノメソウやワチガイソウそしてミヤマイラクサ、ミズの新芽などを見る事が出来た。
◆下山を始めてすぐにかなりまとまって咲くアカヤシオを見る事が出来た。しかし下山路は急な滑りやすいザレた道がずっと続く、途中の竜王大権現の大きな岩に圧倒されながら上りとの分岐には11時に到着する。
◆駐車場に戻り、ダムの上に行こうとしたが通行禁止となっており、しかたなくトイレ脇の広場で昼食を摂った。12時には帰ることにする。高速道路の途中で「ららん藤岡」に立ち寄り1時間ほど買物等ゆっくりしても14時30分頃には若葉に到着するという記録的に早い時間の帰宅となった。
◆三ッ岩岳はゆっくり登っても3時間で周回することができるお手軽な山だが途中でポールを仕舞い両手を使って登るような岩場もある面白い山だった。@3,700(伊藤記)
一番まとまって咲いていたアカヤシオ
「道の駅オアシスなんもく」はこじんまりとした所だった
大仁田ダム下のフォトフレーム
運転手さんに撮ってもらっています。
小さいけれど綺麗なトイレです。
準備が整ったのでそろそろ出発です。8時
沢沿いを直登ぎみに
樹林帯の道も傾斜がきついです。
足元にはこんなのが
ちょっと一息付ける林道も通る
こんなのもありました
もうすぐ稜線
山頂への標識で少し休憩。風が冷たい
この付近からミツバツツジが沢山咲いていました。しかし、アカヤシオはありません。
第二鞍部への上り
景色が時々開ける。
大岩付近
相変わらず傾斜はきつい
岩場登場、両手を使って
岩場の途中で頭の上に咲き残りのアカヤシオ発見
新芽も大分出てきた様子
廻りのミツバツツジは盛り
頂上はもう少しという所で谷を挟んだ山肌に大きな岩がある。
まるで観音様が彫られているように見えた。
頂上到着9時45分、看板周りに寄り添って記念撮影1
落ちないように注意しながらその2
見晴らしは最高
アカヤシオ越しの新緑が綺麗だ
下山です。ザㇾて滑りやすい急坂でした。
竜王大権現まで下ってきた。
ここでも記念に
大権現の割には小さな祠です。
更に滑りやすい道は続く
上りとの分岐点に帰ってきた。11時
いい山でした。