どんぐり山行通信HTML版
第174号
城峯山
(じょうみねさん)
2022年11月19日(土)晴れ
いつもより1時間遅い7時出発。バスは花園ICから寄居を過ぎ、有料道路を皆野大塚ICでおりると、前方の荒川方面には朝靄がかかっていた。その中に朝日を浴びた両神山がうっすらと勇姿を現し、何やら幻想的な風景が広がっている。県道37号線を進み、龍勢会館でトイレ休憩。さらに万年橋から北上して沢戸集会場の駐車場に到着◆今日のリーダーは小林厚子さんで16名の参加。ただ久津間さんは先々のことを考えバスで待つことにし、15名で出発。歩き始めてすぐ城峯神社の大鳥居をくぐり、男衾登山口まで林道太田部峠線を歩く。民家のわきから登りがはじまるが、このコースは参拝者も登るためか、とても歩きやすい◆1時間半ほどで城峯神社に到着。神社周辺にはキャンプ場もあり、ふもとから林道が通じ車も2台ほど駐まっていた。神社前からは紅葉した木々の間から両神山方面が良く見える。この周辺は平将門や日本武尊の伝説や故事が多く、秩父事件の舞台としても知られ、案内板や碑が多い。また、近くには「将門の隠れ岩」というスリルのある鎖場もあるが今日はパス◆神社前で集合写真を撮った後は、一等三角点のある城峯山頂へ。山頂の展望塔をのぼると大パノラマが広がり、やや霞んではいるが東西御荷鉾山の間から浅間山も見えた。しばし展望を楽しんだ後は急坂を石間峠まで下る。ただそこからの登りは空腹の身にはややこたえたが、腹の虫を抑えて鐘掛城跡に到着。地図上の1003m地点だ◆展望はないがここで昼食タイム。お腹を満たし、その後は林の中をひたすら下り、西門平部落にたどり着く。ここには皆野町営バスが通り、柿の木が過ぎゆく秋を惜しむように赤い実をつけていた。一個失敬して食べてみたが小粒ながら甘くてウマかった◆部落からは、山里に広がる錦秋の風情を味わいながら40分ほど道路を歩き、バスが待つ華厳の滝駐車場に到着。バスで待っていた久津間さんも、ふもとの椋神社を訪れ龍勢ロケットの発射櫓を見学できたと喜んでいた。今回は天候に恵まれ、紅葉が彩る中、深まりゆく秋を味わえた山旅だった。(南雲記)
集会所で体制整えて出発
大鳥居をくぐる
ちょっと冷える中舗装路歩きが続く
男衾登山口への入口
山道を元気に登ります
沢沿いの道もあり
逆光に紅葉が光る
城峰キャンプ場着
城峯神社へ
陽当たりのいい展望台の紅葉
霞んでいるが見通しは良い
神社前で記念撮影
アップで
城峯山を目指します
電波塔兼展望台が見えてきた。
10:55分山頂着
展望台から1
展望台から2 うっすらと浅間山が見える
山頂で記念撮影1
記念撮影2
急な下りで石間峠へ
鐘掛城跡着
ここでお昼に
少しでも日当たりのいい所を探して
長い下りを行く(壊れそうな橋もあった)
西門平手前の大山神社へ立寄り
西門平着
無人販売の野菜を皆さん購入して
里山の秋を堪能しながら
史跡などをたどり
華厳の滝へ到着
北市民セ7:00→ 鶴ヶ島IC7:15→花園IC7:40→ 皆野大塚IC8:05→ 道の駅龍勢会館8:20→ 駐車場8:40着登山開始8:50→ 城峰神社10:25着10:40発→ 城峰山頂10:55着11:10発→ 石間峠11:20→ 鍵掛城跡11:35着(昼食)12:10発→ 大山神社13:20→ 西門平(にしかどだいら)13:25→ 華厳の滝駐車場14:15着14:25バス発→(コンビニ)→ 皆野大塚IC14:50→ 花園IC15:15→ 鶴ヶ島IC15:40→ 北市民セ16:00 @3500