第172号
大菩薩嶺
(だいぼさつれい2,057m)
2022年9月17日(土)晴れのち曇り
大型台風の14号が沖縄付近にあり、夕方から雨かも知れないという予報。そんな心配をよそに、今日の参加者はバス定員の20名で満員御礼。ドラバーはいつもの玉邑さんに代わり関谷さんが担当。リーダーは松井さん ◆バスは中央道勝沼ICでおり、フルーツライン、県道218号を進む。途中の交差点で行先の判断に迷うこともあったが、地元出身の佐野さんの的確なアドバイスを得て上日川峠駐車場に無事到着。ただバスはここに長時間駐車できない ◆思案していると、駐車場の係の方(世話好きなおじさん風)が、“どこに駐車したらいいか、これからひとりごとを言うから聞いておけ!”と大きな声でつぶやいてくれた。そのおかげでバスの駐車はずいぶん助かった。親切ながら変な?おじさんに礼を言いつつ登山開始 ◆予定通り福ちゃん荘まで歩き、その後唐松尾根から大菩薩嶺を目指すAコースと、直接大菩薩峠を目指すBコースとに別れて進む。Aコースの所要時間はBのほぼ2倍。Bコース組は3名で、広葉樹林帯につづく道を緩やかに登っていく。残念ながら途中で花を見かけることはなかったが、このコースにはカエデの種類が多く、なかでもオオイタヤメイゲツが目につき、これから始まる紅葉の季節に備えているかのようだ ◆時々休みながら標高をあげ、介山荘のある大菩薩峠に到着。富士山は手前の山に隠れて見えなかったが(賽の河原からは見える)、眼下には大菩薩湖を手前にして甲斐駒ヶ岳が遠望でき、雄大なパノラマが広がり爽快だった。ここでAコース組の到着を30分程待ち合流して昼食とした。集合写真をとったあとは、Bコースをそのまま下り駐車場へ戻る ◆帰りのバスは「ぶどうの丘」に立ち寄り、希望者は「天空の湯」で入浴したり売店でワインを楽しむ。その後は小仏トンネル付近で渋滞に巻き込まれたが、連休初日ということで多少の渋滞はご愛嬌といったところ。今回はバス一杯の参加者でにぎわい、男性軍は全員参加という快挙。雨にも遭わず、久々の百名山での展望にも恵まれ、楽しい一日であった。 (南雲記)
予定より1時間遅れだが無事到着して準備する
駐車場のおじさんの独り言をよく聞いて
まず、福ちゃん荘に向けて出発
福ちゃん荘到着、ここでAコースとBコースに分かれる
Aコースの唐松尾根を行く
なかなかきつい登りです
少し平坦な道で一息つく
カラマツの木にサルオガセが付いている
木々が無くなり開けると大菩薩湖が見えて爽快だが富士山は雲の中
雷岩に到着
雷岩からの眺望、甲府盆地と遠くに南アルプス
10分ほど行った大菩薩嶺の標識で記念撮影
雷岩に戻り、大菩薩峠方面に
これから歩く稜線がきれいに見える
左手からガスが上ってくる
ふと右手を見ると富士山が見えだした
更にはっきり見えるようになる
足元を注意すると今までなかった花が出てきた
リンドウも少しだけ
標高2000mを通過
稜線は歩きにくい部分もあるので注意して
賽の河原に到着
親不知ノ頭から歩いてきた道を振り返る
昼食ゴールの介山荘がはっきり見える
日差しを避けて涼しいところで昼食
大菩薩峠でA、Bコース全員で記念撮影
記念撮影その2
下山開始
広くて歩きやすい道を行く
福ちゃん荘に戻ってきた
登山口のロッジ長兵衛到着、お疲れ様
北市民セ6:00→初狩PA8:00→勝沼IC8:25→(県道218)上日川(かみにっかわ)峠駐車場9:10着9:30発→[Aコース組:福ちゃん荘9:50→大菩薩嶺11:10→大菩薩峠12:00、 Bコース組:福ちゃん荘10:15→勝縁荘10:40→大菩薩峠11:30]大菩薩峠(介山荘)にて昼食 12:45発→福ちゃん荘13:30→駐車場13:50着14:00発→ぶどうの丘着14:40着15:45発→談合坂SA16:40→八王子JCT17:40→鶴ヶ島IC18:15→北市民セ18:40@3000