第168号
鳴神山
(なるかみやま)
2022年5月21日(土)曇時々小雨
朝からどんよりした曇り空。案の定、関越道に入ると小雨が降りだした。そんな中、バスは北関東自動車道へと進み太田藪塚ICでおりる。その後は桐生市内を抜け、県道338号(駒形大間々線)を北上して山中に入り、バスが回転できる最終地点まで行って下車した。今日の参加は15名。ただ川上さんと久津間さんはお留守番をされるということでバスに残り、他の13名は身支度を整え10分程歩いて登山道入口へ
◆バスを降りた頃から雨は止み、駒形登山口からは沢沿いの道を登る。登山路の周辺は広葉樹林帯で、今日は厚い雲に覆われているが陽が射せばさぞ新緑が綺麗ことだろう。幸い山道は濡れていなかった。時々鹿よけのためか金網で囲われた区画が出てくる。植物保護だと思うが何を保護しているのだろう。
◆1時間半ほど山道を登りつめ、稜線に出たところが肩の広場で、雷神岳神社が鎮座し、「なるかみ小舎」と書かれた手作り風の避難小屋があった。さらに10分程岩伝いに登って鳴神山頂に到着。やれやれと一息つく。雲に覆われて遠望は利かなかったが気持ちの良い所だ。集合写真を撮ったのち急斜面を椚峠まで下り、荷物を置いてカッコソウ自生地までさらに下る。
◆目指すカッコソウは2週間前がピークっだったようだが、なんと数株の花が残っていてくれた。ラッキー!花の移ろいが早いこの時期に、保護区のフェンス越しとはいえ、残り花を見ることができたのとても幸運だった。保護区周囲は金網越しに見学路が設けられているが、今日は入口が施錠されている。しばし花を楽しみ、椚峠まで戻り昼食
◆お腹を満たした後は西側に下り、赤柴登山口を目指す。かなり下って登山口付近までくると、今度はヒイラギソウが咲いていた。これも残り花ではあるがラッキーだ。昨年の棒ノ折山では1株しか出会えなかった花だが、今回はかなり群生していて見応えがある。
◆花を楽しんだ後は林道赤柴線を南下して出発地に戻りバスと合流。今回は、残り花ながら鳴神山ならではの花々に出会えて幸運な山行であった。なお、7月に予定されている1泊山行は参加人数が少なく実施が危惧されているが、車中で意見交換の末、今後実施できるか再検討することになった。(南雲記)
8時前駒形登山口手前のバス回転所に到着。
留守居役とはここでお別れして
8時、登山開始
道端にユキノシタ
駒形登山口に到着
カエルの鳴き声に包まれながら沢沿いの道を進むと大きな岩が出てくる。
中間地点の水場
ゴルジュな風景
新緑が綺麗です。もうすぐ稜線かな?
鳴神岳神社御紳水の井戸
9時50分鳴神岳神社到着
左手前に避難小屋、中は綺麗です。
神社にお参りと休憩
ヤマツツジが綺麗に咲いていました。
山頂(桐生岳)への分岐着
10時8分頂上着。
雨は止んでいるが見晴らしは良くありません。
記念撮影
椚田峠へ移動、荷物を置いてカッコソウ群生地に
カッコソウ群生地は一部柵が閉まっていて近づけないが何とか数株の咲き残りを撮影
椚田峠で昼食
風が吹き抜けて寒いので赤柴登山口へ下山します。カッコソウの説明
全体的に緩やかな道ですが一部急斜面あり
花を見ながら
こんな珍しいものも
これも
最後にヒイラギソウの群生を見る事が出来ました。
北市民セ6:00→若葉駅6:05→高崎JCT6:50→波志江SA7:00着7:10発→太田藪塚IC7:15→県道338号(駒形大間々線)北上→バス下車7:50→駐車場8:15発→雷神岳神社10:00→鳴神山頂10:15着10:20発→椚田峠10:20→カッコソウ保護区10:35着10:45発→椚田峠11:00着(昼食)11:35発→赤柴登山口12:10→バス駐車地点12:50着13:00発→コンビニ13:20→上里SA14:05着14:30発→鶴ヶ島IC15:05→若葉駅15:15→北市民セ15:25 @4000