どんぐり山行通信HTML版
第166号
鐘撞堂山
(かねつきどうやま)
2022年3月19日(土)晴
今年は正月明けからコロナ第6波が押し寄せ、おかげで1、2月の定例山行は中止。3月の今回はやむなく予定を変更し、電車利用で鐘撞堂山へ行くことになった。とはいえ前日は夜半まで本降りの雨。しかし朝になると天気は回復し予報通りの快晴だ
◆東上線を玉淀駅で下車し、JR八高線桜沢駅に近い桜沢八幡大神社まで歩き、身支度を整えて出発する。昨日の雨で気になってはいたが、山道はぬかるみもなく歩き易い。今日は12名の参加でリーダーは斎藤さん。斎藤さんは鐘撞堂山をよく登っていて、何とも心強い。
◆尾根道を進み八幡山にさしかかると、この季節お待ちかねのカタクリの花。うつむき加減に咲く赤紫の花は逆光を浴びて一層綺麗に輝いて見える。まさに春の妖精といわれるだけある。さらに鐘撞堂山頂では植栽されたカワズザクラやサンシュユが花をつけ、特にサンシュユの黄色が青空を背景に鮮やかに映えていた。
◆山頂の展望台から風景を楽しんだあと、まだお昼には少し早いのでアンズの里をめざして下り、森林伐採地の広い場所見つけて昼食とした。春の日差しがあたたかく、昼寝でもしたくなるような気分。お腹を満たした後はアンズの里まで下り、円良田湖特産センターへ。メンバーの何人かは山菜など買い求めた。
◆その後は円良田湖の湖畔を道沿いに進む。当地は桜の名所として知られるが、蕾はまだかたいようだ。途中フキノトウがかなり出ていて、ゲットしながらかんぽの宿を経て波久礼駅へ
◆コロナのおかげで2回中止となり、今回も予定変更を余儀なくされてきたが、麗らかな陽春のもと、カタクリやサンシュユなどの花にも出会え、ゆっくりした春の到来を感じた山行であった。来月こそ予定通りバスで実施したい。(南雲記)
9:10分玉淀駅着
登山口に向かう沿道にハクモクレンが見頃
登山口にある八幡神社
最初から結構な上り坂
八幡山に到着早速記念撮影1
もう一枚
次のピークに向けて下る
カタクリ自生地に来た。
だんだん近くに見えるようになる
山頂付近でよく見えるようになった。
鐘撞堂山頂上手前の階段
ヤマツツジも咲き始め
右手に谷津池が見える
遠くに筑波山が見えた
山頂下に山茱萸が沢山植えられていた。
更に河津桜
両神山が西に見える
11時15分鐘撞堂山着
上から河津桜
展望台で記念撮影
もう一枚
あんずの里方面に下る途中で昼食
あんずの里はまだ梅ばかりだった。
鎌北湖を周回して
帰り道の綺麗な梅を見て
14時10分波久礼駅着
若葉駅8:21(東上線)玉淀駅9:10→桜沢八幡大神社9:35→八幡山10:35→鐘撞堂山11:10着11:20発→森林伐採地11:50着(昼食)12:30発→円良田湖特産センター12:50着13:05発→波久礼駅14:05着(秩父鉄道)14:24発