第163号
白笹山・沼ッ原湿原
(しらささやま・ぬまっぱらしつげん)
2021年10月23日(土)晴
コロナ禍で中断されていたバス山行も、第5波の鎮静化に伴い今回から再開されることになった。昨年2月以来1年8か月ぶりのバス利用。今日のバスは20人乗りで、長年ドライバーをつとめて下さった忍足さんにかわり、今回から玉邑憲一(たまむらけんいち)さんがハンドルを握って下さる。車中では久津間代表の挨拶のあと、玉邑さんが紹介された。
18名の参加で、リーダーは伊藤さん
◆今日の天候は変わりやすく、佐野付近では濃い霧だったが宇都宮を過ぎた辺りから青空に変わり、西の空には高原山を包み込むように虹が出ていた。その青空も高速道をおり山が近づくにつれて厚い雲が覆うようになり、沼原駐車場に着くとなんと強風の中で小雪が舞っていた。この周辺が今日の天気境界になっているようで天候変化が目まぐるしい。
◆いざ出発という段階で目指す白笹山は雲で覆われていた。このため急遽登頂は断念し沼原湿原をめぐることになった。湿原に進むと木道が敷かれ、広葉樹に囲まれている。この湿原を含む姥ヶ平周辺は紅葉でもよく知られているが、今日見る木々の葉は紅葉しそこなったのか、くすんだ色で何だかさえない。しかし林を抜け湿地帯に出ると草もみじが綺麗だった。
◆一時間ほどかけて湿原遊歩道を一周し駐車場に戻ったところで、一旦は断念した白笹山ながら中腹まで登ることに。この山は2時間ほどで登れる山で、沼原側から見るとなだらかな三角形をしている。小雪が舞う中シラカバ林の中を進むと、葉を落とした木々が多い中で、時々鮮やかに色づいたカエデの木も現れた。半分以上登ったところで休憩し引き返す。
◆バスに戻り車中で昼食。その後バスは道の駅『湯の香 しおばら』に立ち寄り、さらに羽生SAで休憩し渋滞もなく帰還した。今回は久しぶりのバス利用で、従来通りの定例山行のスタイルに戻った。奔走して下さった久津間代表はじめ役員さん達に感謝したい。バス利用だと山行コースの選択肢がひろがり、より楽しい山行ができることだろう。(南雲記)
9:10分沼ッ原湿原駐車場着
霰の様な雪が降って白笹山が霞んで見える。
白笹山登山は見合わせて、湿原周回に向かう
湿原に向かう道沿いにいい感じの色合い
湿原周回の木道を歩く
湿原の草紅葉
池塘が点在している
何の木かな?実が沢山付いています。
一周したところで記念撮影。晴れ間が出てきた。
山の上は霧氷が見られるようだ。
駐車場に戻る。この周りの紅葉が一番きれいだった。
天気も少し好転したので白笹山の途中まで行ってみることにする。
登山道沿いの黄葉もいい感じで
赤もいい
木の隙間から沼原調整池が見えた。
1400m地点まで来た。雪が積もっていた。
ここで引き返すことにする。
ここでも記念撮影1
記念撮影2
帰り道で再び雪が降ってきた。
北市民セ6:00→若葉駅6:10→圏央鶴ヶ島IC6:30→佐野SA7:15着7:25発→黒磯板室IC8:21→沼原駐車場9:05着 出発9:20→沼原遊歩道一周後、白笹山へ登山開始10:20→引き返し11:10→沼原駐車場着11:45(バス車内で昼食)出発12:15→道の駅しおばら13:05着13:45発→羽生SA14:55着15:15発→圏央道久喜白岡JCT15:30→若葉駅16:05→北市民セ16:15着@4000