第159号
鼻曲山・三つ葉つつじ園
(はなまがりやま・みつばつつじえん)
2021年3月27日(土)晴
コロナ緊急宣言解除後はじめての土曜日、好天に恵まれて桜が満開となった。
降り立った越生駅は一昨年無人化され、駅舎は昨年12月新たに建替えたばかり。
西口駅前の道灌像もその時建てられたものだという。
黒川行バスに乗り、終点1つ手前の神社前で下車。さっそく三つ葉つつじ園へ向かう。
今日は4名のビジター(大久保さん、成田さん、宇津木さん、佐村さん)を迎え、合計18名の参加でリーダーは伊藤さん
◆つつじ園ではミヅバツツジをはじめサクラ、カタクリなどがちょうど見ごろを迎え、桃源郷を思わせるような光景が広がっていた。 つつじを楽しんだ後、県道を歩き始めると渋沢平九郎自決の碑があった。大河ドラマで渋沢栄一をやっているので、この碑もこれからTVで紹介されることだろう。
◆上りのきつい県道をさらに進み、顔振峠登山口、越辺川起点地などのプレートを過ぎてようやく登山口へ着き一服。そこからは林の中を30程登り笹郷峠(カイ立場)のある尾根に出た。
尾根道はアップダウンこそ少ないものの樹木に遮られて展望に乏しい。それでも岩が露出している所では自生のミツバツツジがきれいな花で歓迎してくれたのが嬉しかった。
◆20分ほど歩いて鼻曲山に到着。イワウチワがちょうど花をつけ、みんな行儀よく谷側を向いて咲いている。この花は名栗川沿いの山でよく見かけるが、越生周辺では少ないようだ。山頂で集合写真をとり日当たりのよい所まで行って昼食とする。
◆お腹を満たした後は天望峠、次いで桂木峠へと進む。ここには展望台がありスカイツリーこそ霞んで見えなかったが、毛呂山-川越方面の視界がひろがり気分爽快だ。おまけに近くの桂木観音ではサクラやモモ、ツツジなど、春の花が陽を浴びながら気持ちよさそうに咲いている。この季節ならではのうららかな里山風景だ。
◆しばし休憩したのち、大高取山に向かい登りで一汗かく。その後は予定していた幕岩やさくら山には寄らずひたすら越生神社へと下り、到着した神社で集合写真を撮って自由解散となった。ただせっかくということで、そのあと30分ほど境内の桜のもとに腰を下ろし、思い思いに喉を潤し小腹を満たして駅へと向かう。
希望者はさくらの山公園まで戻り、山裾まで雲海のようにたなびく桜を堪能した。やわらかなピンク色の花に包まれた一日だった。(南雲記)
鼻曲山のイワウチワ
三つ葉つつじ園へ向かう
入口で桜が歓迎しているようだ
ミツバツツジも見えてきた
八重の桜も満開
三つ葉つつじ園に入る
ヒカゲツツジも丁度いい
カタクリも開いていた
展望台からの眺め
記念撮影1
鼻曲山への登山口にも桜が
カイ立場への荒れた道を行く
鼻曲山到着、カタクリを堪能
記念撮影2
昼休憩は送電線下の開けた場所で
展望峠通過
桂木観音も花いっぱい
最近では珍しい男5人
越生神社到着
記念撮影3
坂戸駅発8:39越生線、越生駅発バス9:12→神社前バス停9:30 三つ葉つつじ園(9:35~10:15) 全洞院10:20→登山口11:00→カイ立場(笹郷峠)11:30→鼻曲山11:50着12:00発→昼食(12:10~12:50)→天望峠13:10→桂木峠13:20着13:40発→大高取山14:10→越生神社15:00 同神社にて解散15:30