どんぐり山行通信HTML版
第157号
官ノ倉山
(かんのくらやま)
2020年12月19日(土)晴
今年の山行納めは官ノ倉山へ。東上線小川町駅周辺の山としてはお馴染みの山だ。ニュースで関越国境は稀に見る大雪だといっていたが、こちらは快晴。小川町に向かう東上線からは雪化粧した日光連山がよく見えた。
今日は17名の参加でリーダーは伊藤さん
◆小川町駅前からは、観光協会お薦めのコースに添って大塚八幡神社に向かい一休み。この神社は鎌倉幕府最後の将軍・守邦親王が八幡宮を勧請し、馬くらべをしてその跡が馬場になったとか。
なるほど、境内の門柱に狛鳩が留まり、競馬場建設の碑などがあった
◆神社からは山里の広い道を歩き、炭焼き釜や長福寺などを見ながらトイレのある登山口駐車場へ。歩き始めからずっと12月とは思えない日差しで暖かったが、駐車場を過ぎてからは林の中に入り急に寒くなってきた。北向不動に到着。この不動明王の祠は20m程高いところにあり、急な石段を登って手を合わす
◆道はやがて農道からはずれ、いよいよ石尊山への急登がはじまった。所々に鎖もついているが、落ち葉が積もって道がわかりにくい。30分程かけてゆっくり登り、石尊山次いで官ノ倉山の頂に立つ。山頂は見晴らしがよく、近くの笠山や金勝山、ホンダ寄居工場などが、遠くには雪をかぶった赤城、榛名の山々がよく見えた。
日向の場所を見つけて昼食をとる。途中で代表の久津間さんが挨拶され、高島さんの入会も紹介された
◆帰りは元来た道を駐車場まで戻り、草むらに車座になりながら年度末の野外総会と納会となった。山田さんが来年計画を紹介したあと、各自が自分好みに持参したお茶をたしなむ。
無色透明のものをほどよくいただいたところで駅に向かい家路についた
◆さて、今年は日本中コロナ禍一色で日常が大きく変わりました。山行会でもバスが利用できず難しい運営を強いられ、この間久津間代表はじめ役員さん達のご苦労は大変なことだったと思います。本当にお疲れさまでした。感謝します。ただ、コロナを恨めしく思う反面、山を楽しく歩けることの幸せと喜びを、改めて思いなおすいい機会にもなったようです。
来年がいい年でありますよう!(南雲記)
小川町駅を元気に出発
ハイキングコースの案内通りに進む
里の風景を楽しみながらゆっくりと
八幡神社にお参り
珍しい炭焼窯
小山を越えて
笠原公衆トイレ前着
北向不動にもお参り
くさり場を登る
石尊山着、見晴らしが素晴らしい
先客です。
記念撮影を
本日目標の官ノ倉山着
陽当たりのいい所で昼食タイム
下りのくさり場は慎重に
笠原公衆トイレに戻ってきたが、日影で寒い
向かいの陽当たりいい所でお茶会
先客に再び遭遇
帰り道に蝋梅発見
小川町駅到着、お疲れさんでした。
若葉駅8:52→(東上線)→小川町駅9:20着9:30発→大塚八幡神社9:00→登山口駐車場(トイレ)10:30→北向不動10:40→石尊山11:30→官ノ倉山11:40着(昼食)12:15→石尊山12:20→登山口駐車場13:10着(納会)14:00発→小川町駅電車発14:40