どんぐり山行通信HTML版
第156号
奥多摩むかし道
(おくたまむかしみち)
2020年11月21日(土)晴
11月は紅葉が丁度いいだろうと奥多摩へ。「奥多摩むかし道」は旧青梅街道と呼ばれていた道で、今回は奥多摩湖から奥多摩駅へと歩きました。参加者はゲストの高島さんを含めて15名でリーダーは笠石さん。
◆奥多摩駅に9:17分に到着すると大勢の登山客で賑わっており、奥多摩湖に向かうバス停は長蛇の列だ。臨時便が次々に発車していくが、我々は3台のバスに分かれてしまった。奥多摩湖で集合してみると、人数が足りない!3台の内1台が奥多摩湖が終点ではなく鴨沢まで行くバスであったため乗り過ごしてしまったようだ。折返しのバスを待つ間ゆっくり小河内ダム付近を散策する。水と緑のふれあい館付近に冬桜が咲いており、紅葉との共演を見る事が出来た。
◆全員揃ったところで、予定より50分ほど遅れて出発。真っ赤に紅葉した木々があちこちに点在する道を気持ちよく歩いて行く。時々現れる名所旧跡を確認したり、木々が開けて奥多摩湖が見え隠れする道は標高差も少なくて全体的に歩きやすい。しかし、舗装道路が大半でその点が山道よりも疲れるようだ。
◆3人以上同時に渡れない道所吊橋でスリルを楽しんで、虫歯地蔵がある広場で昼食とした。広場の脇に生えている柿の木にニ三匹の猿が登り実を食べていたり、蜘蛛の糸が天に向かって沢山流れている模様など普段見られないものを見る事が出来た。
◆コースのほぼ中間地点の「いろは楓の巨樹」は他の楓より色づきが遅いようだが赤から緑のグラデーションが実に綺麗だった。後半はやや急ぎ気味に歩き、奥多摩駅に14:20分過ぎに到着。何と出発が50分遅れたのに、帰りの電車は当初の予定通りに乗ることができた。皆さん健脚です。(伊藤記)
奥多摩湖の周りの紅葉も丁度良かった。
ちょっと人数少ないが出発前の記念撮影を湖畔で
冬桜が満開
道沿いに紅葉した木々がたくさんありました。
白い山茶花も見頃
時々奥多摩湖が見える。
崖の上の紅葉を見上げる。
日差しに紅葉が光る。
リンドウ?
景色を楽しみながら歩くメンバー
道所吊橋でご機嫌1
道所吊橋でご機嫌2
黄色からオレンジ系も綺麗だ。
虫歯地蔵(昼食ポイント)で見かけた猿
しだらく吊橋でご機嫌
道端の観音様
惣岳の不動尊
「いろは楓の巨樹」に到着
「いろは楓の巨樹」で記念撮影を
「いろは楓の巨樹」を近くで
槐木(さいかちぎ)前で
石仏がおもしろい
日影で色づきが薄い紅葉も味がある。
昔の線路跡を通る。もう少しでゴールだ。
奥氷川神社を通過
奥多摩駅到着
動画でダイジェストをご覧ください
〔電車:若葉駅7:11発→ 奥多摩駅着9:17→奥多摩湖9:40頃〕奥多摩湖10:40発→西久保の切り返し11:40→ 道所吊橋11:55→虫歯地蔵12:00着(昼食)12:35発→しだらく吊橋12:50→いろは楓の巨樹13:10→不動の上滝13:30→ 槐木(さいかちぎ)14:00→奥多摩駅14:22着
〔帰路電車: 奥多摩駅14:30発→若葉駅16:37〕