第153号
霧藻ケ峰
(きりもがみね 1523m)
2020年8月15日(土)、晴
8月も貸切バスは走らず、公共交通機関での開催となった。
現地集合解散の自由参加方式で参加者はゲストの高島さんを含めて8名。
東武線、秩父鉄道、(西武秩父線での参加も)西武観光バスを乗り継いで三峯神社駐車場に10時前に到着した。
三峯神社は大勢の観光客で賑わっていた。バスが三峯神社駐車場内にあるバス停に近づくと渋滞で駐車場に入ることができないほどだった。
◆今日の目的地の霧藻ケ峰は三峯神社から雲取山への登山道の途中にある場所で上りのコースタイムは2時間弱。バス停横のトイレで態勢を整えて出発すると樹間の石畳の参道が続く。
◆奥宮・妙法ケ岳への道と別れて雲取山方面へは右側が崖のような緩い上りの道で山側にはヤマジノホトトギスが点々と咲いている。炭焼平から急登に変わるがここをゆっくり登りきると北方面が開けた場所にある地蔵峠へ到着。両神山が見渡せる。地蔵峠からすぐに秩父宮御夫妻のレリーフのある場所に、更にその先が霧藻ケ峰だ。
◆霧藻ケ峰の名前は元々岩山、燕岩という名前があったが、秩父宮親王が1933年(昭和8年)の夏、ここへ登山に訪れた際、「霧藻ケ峰」の名をサルオガセ(霧藻)があることから名付けたそうだ。
◆霧藻ケ峰の茶屋横の日影で昼食を摂り下山。バスの便が少ないので14時30分のバスに間に合うように下ることにする。順調に下っていたが間もなく奥宮・妙法ケ岳への分岐に着く手前で登山道に倒木が二本纏まって倒れていて、ここで小さなアクシデントがあったがそれもなんとか切り抜け予定より早く14時前に三峯神社駐車場に到着した。
◆下界は猛暑。しかし1500mの場所では吹いてくる風も涼しく感じられた。しかし下山している途中から徐々に気温が上がってくるのが分かる。人混みとバス・電車でのマスクが苦しく感じられる一日だった。
今回の目標地点霧藻ケ峰
三峯神社駐車場脇の案内所前を通り(9:55)
雲取山方面を目指す
樹間の石畳参道
奥社への鳥居をくぐる
左側の谷から涼しい風が吹き上がってくる。
緩やかな上りを行く
山側の足元にはヤマジノホトトギスと思われる花が点々と咲いている。
炭焼平到着(11:12)
休憩タイム
ここから登りがきつくなる。
地蔵峠着(11:50)
展望が開けた。両神山が見える。
秩父宮御夫妻のレリーフがすぐ先にあった。
霧藻ケ峰到着(12:00)
ウツギの花がたくさん
居合わせた若者にシャッターを切ってもらい記念撮影
下山は順調に炭焼平通過(13:08)
奥社の鳥居到着(13:50)
駐車場に無事下山(13:56)
三峰口駅から帰ります。
若葉駅6:18→8:45三峰口駅8:55→9:45三峯神社駐車場 出発9:55→奥社・妙法ケ岳分岐10:18→炭焼平11:12→地蔵峠11:50→霧藻ケ峰12:00(昼食)下山12:35→炭焼平13:08→奥社・妙法ケ岳分岐13:37→三峯神社駐車場13:56 14:30発→15:15三峰口駅15:46→若葉駅着18:02(伊藤記)