どんぐり山行通信HTML版
第149号
大小山・大坊山
(だいしょうやま314m・だいぼうさん286m)
2020年 1月18日(土)、曇り
今年の登り初めは足利市の大小山・大坊山。今日は小雪が舞うとの予報で空はどんよりしているが、バスの中では新代表の久津間さんの明るい挨拶があり、新役員が紹介された。バスは東北道の佐野藤岡ICでおり、県道67号線を経てJR富田駅北側の阿夫利神社を目指す。今日は21名の参加でリーダーは松井さん
◆神社わきから登山開始。しばらく林の中を登ると男坂女坂分岐点となり、女坂を進むと大小山山頂直下の見晴台に出た。ここには「大」「小」と記した7m四方の文字板が二つ掲げられている。この文字板はバスの中からも見えていたが、この山のシンボルで阿夫利神社に祀られている大小の天狗を示す。江戸時代の安政年間に地元民が設置して以来、幾度となく架け替えられてきたという。
◆大小山から妙義山へと進んで集合写真。足利市のこの辺りは関東平野の北縁にあたるため、眼下の南側は広大な関東平野が遥か彼方まで広がっている。反対に北方向は前日光の山々が幾重にも重なっているが、馴染みのない山が多く、その名前はよくわからない。北方にあり、岩が露出した山は足尾銅山跡だろうか。
◆今回の大小山から大坊山への山並みは、麓の特別支援学校を馬蹄形に取り囲み、尾根道が4㎞程続く。距離はさほどでもないが岩が露出し、大小のピークを何度か繰り返す。「がま岩」辺りでは道を見失いそうになった。
◆さらに進んで越床峠、次いで蛙神社・番屋を通過。この神社と番屋は近くにある足利鉱山採石場のためのものらしい。この蛙神社まで来ると、歩き続けたためお腹がすいたという人が多くなった。しかし、それにもひるまずもうひと踏ん張りしてようやく大坊山に到着。ふう~、はらへった。
◆大坊山の山頂は広く、大山祇神社の奥ノ院の祠前で昼食。ほんの少しだが小雪がちらつてきた。山頂からはバスの待つ麓の大山祇神社には20分ほどで到着し、麓ではロウバイや早咲きのウメが花をつけていた。帰りは近くの天然温泉「鹿島園」に立ち寄り、希望者は温泉を楽しむ。今日の山は標高300mと低く、山菜採りに行くような感覚でいたが、少しハードな所もあり、見晴らしの良い山であった。
登山口の阿夫利神社にあった案内板
女坂の九十九折を登る
大小山直下の見晴台
大小山山頂にて記念撮影
妙義山頂上にて記念撮影、気温1度
いくつかのピークを越えて、蛙神社・番屋が見えてきた。
ツツジ山から。大坊山まであと少し。
季節外れのツツジが咲いている。
大坊山山頂の大山祇神社奥ノ宮
昼食後に記念撮影
ゴールの大山祇神社
北市民セ7:00→ 鶴ヶ島IC7:15→(羽生PA)→ 佐野藤岡IC8:15→ バス下車8:40→ 阿夫利(あふり)神社9:00→ 男坂女坂分岐点9:15→ 見晴台9:30→ 大小山(だいしょうやま)山頂9:40→ 妙義山10:00→ がま岩10:40→ 越床(こしどこ)峠11:30→ 蛙神社・番屋12:00→ 大坊山(だいぼうさん)12:30着(昼食)13:00発→ 大山祇(おおやまづみ)神社13:20→ バス乗車13:30→ 鹿島園13:50着(温泉)15:00発→ 佐野藤岡IC15:30→ 菖蒲PA16:00着16:20発→ 鶴ヶ島IC16:40→ 北市民セ17:00 @3500(南雲記)