第131号
碓氷峠アプトの道
(うすいとうげ)
2018年6月16日(土)小雨
数日前に梅雨入りし、今日も小降りながら雨模様。やむを得ず途中で行き先を谷川岳から「碓氷峠アプトの道」に変更することにした。この道は廃線となった信越本線の軽井沢-横川間(通称碓氷線)跡地を整備したもので、旧熊ノ平駅から碓氷峠鉄道文化村(横川駅隣接の旧横川運転区)までの約6㎞の間を3つの橋梁と10のトンネルで結ぶという
◆バスは松井田妙義ICでおりて18号線を進み熊ノ平駐車場に到着。起点となる旧熊ノ平駅のホームには廃墟と化した変電所や損傷の激しい「碓日嶺鐵道碑/明治廿六年四月」と刻まれた碑が建っていた。
◆霧雨の中を歩き始めると、壁面がレンガでおおわれたトンネルが次々と現れた。重厚さとともに手作り感があって歴史を感じさせる。蒸気機関車の排煙のためなのか、天井の所々にマンホール大の開口部も見える。最も長いという6号トンネルを抜けると有名なめがね橋が現れた。下に降りて橋を見上げると、長さ91m高さ31mのレンガ造りの橋梁は、国内最大というだけあってかなり迫力がある。近代国家へと意気込む明治人の心意気が伝わってくるようだ。
◆遊歩道をさらに進むと碓氷湖に到着し、1.2㎞の湖畔を一周。一周しているうちにヒルが雨具に付着していた。ヒルの話題でしばし盛り上がったところでヒル飯とする。近くではマタタビの花がきれいに咲いていた
◆再び遊歩道に戻りしばらく歩くと峠の湯駅に着き、赤いテールランプをつけたトロッコ列車がゆっくり走り出したところだった。トロッコ列車を追うように並行する遊歩道を進み、文化財に指定されている丸山変電所跡や碓井関所跡に立ち寄りながら鉄道文化村に到着
◆バスに戻り、時間に余裕があったので「峠の湯」へ向かい希望者は温泉で汗を流した。 今日は22名の参加で、リーダーの和田さんは変更時の計画も準備してくださった。変更により今年初の1000m超えの山はまたも見送りになってしまったが、次回までの楽しみとしたい。(南雲記)
熊ノ平駐車場着
この階段を上がると熊ノ平駅
ガイドマップがあった。
出発
線路に出た。軽井沢方面は草ぼうぼうだ
整備された道を行く
熊ノ平駅付近には色々な建物や記念碑、神社などがあった。
災害の慰霊碑
いよいよトンネル歩きに
幾つものトンネルを通って行く
所々線路跡から外れる事が出来る
めがね橋に到着
トイレに立ち寄った後記念撮影
めがね橋を渡る
ここでも記念撮影
碓氷湖が見えてきた
湖の周りを歩きます
マタタビの花がきれい
人造湖の止水部を渡って
こんな橋も渡る
ガクアジサイ
湖畔の庭園?カエデの木が多いので、秋の紅葉が綺麗です
ヒルに大騒ぎしながらの昼食後記念撮影
その2
アプトの道に戻る。電車が走っていた。
峠の湯の脇を通過(後で風呂に入りに来る)
丸山変電所通過
古い車両が置いてある所
碓氷関所跡
鉄道文化むらで雨具を脱ぐ
北市民セ6:00→ 上里SA6:45着 7:00発→ 松井田妙義IC7:30 → 鉄道文化村7:50→ 旧熊の平駅8:15着 8:20発→ めがね橋9:00着 9:40発→ 碓井湖10:30着 11:10発→ 関所展示室12:20着 バス12:40発→ 峠の湯12:55着(入浴)14:15発→ おぎのや14:30着 14:55発→ 鶴ヶ島IC16:05→ 北市民セ16:15着 @3000