どんぐり山行通信HTML版
第127号
神成山
(かんなりやま 320.9m)
2018年2月17日(土)晴、参加者20名
今回はいつもより1時間遅い午前7時出発。ところが鶴ヶ島IC近くで事故があり、渋滞を避けるため東松山ICから高速に入る。その後のバスは順調に走り、車内では竹内さんから今日の予定や今後の山行計画についての説明があった◆下仁田ICで高速をおりると今日の目的である神成山がよく見えた。この山は全長3kmに9つの小ピークからなる連山で、最高地点でも高さは320mしかないという。山全体の様子は戸隠山を小型にした感じだろうか。◆到着した宮崎公園で準備体操を済ませて出発。西中学校まで進み、その裏手から登山道に入ると神成城という山城跡に道がつけられていた。山道はアップダウンも少なくよく整備され、コース標識には「日本一きれいな登山路」と添え書きしてある。これから超える9つの峰には、1~9のピーク番号がつけられ、これを順に踏破していく◆尾根道の南側は断崖で展望がよく、上信鉄道や高速道路を隔てて稲含山を中心とした山並みが広がっていた。また、これから進む西方向には猫の耳のような形の鹿岳と四ツ又岳がよく見えた。尾根全体が東西ほぼ一直線状に延びているので、この展望は最後までほとんど変わらない◆しばらく歩くと第2ピークの神成山山頂に着き、全員写真を撮る。さらに進むと宇芸神社跡の第4ピークとなり、ここには虫の巣や木の実などを並べたミニ博物館なるものがあった。オキナグサ保護地を過ぎると最終ピークの吾妻山に到着。小さい祠の周りで昼食とするが、おにぎりをほおばっていると強い風が吹くようになり、雨雲も出てきたので足早に下山。ところが麓では逆に陽がさし、「大サボテンの家」付近の庭からはロウバイのいい香りが漂ってきた◆バスと合流し、「こんにゃくパーク」に立ち寄って工場見学やコンニャク製品の試食バイキングを楽しむ。帰りの車中では、牛島さんがご自身の関係する「つるがしま里山サポートクラブ」の自然観察の冊子を紹介され、オリンピックで羽生結弦が金メダルをとったニュースも流れて帰りの車中は盛り上がっていた。(南雲記)
下山地点で見上げる神成山別名富岡アルプス
出発地点の宮崎公園の日本最古の民家茂木家住宅隣でラジオ体操
宮崎公園はツツジの木が多く植えられている
登山口に向けて出発
途中案内板がありこれから歩くコースがよく分かります
登山口の西中学校は城跡らしい
案内はしっかりあります
日本一綺麗だそうです
登山道途中に不動尊やお地蔵さんがあります
立派な石碑も
馬の背のような所も
見晴台がありました
展望が開けています
ランの保護地通過
結構きつい登りも出てきます
竜王ピーク到着ここが最高峰
早速記念撮影を
ここからの眺めも良かった
第四ピークの宇芸神社跡着
ミニ自然博物館なるものがあります
様々な標本のような物と写真のアルバムもある
打越の御嶽山着
古代ハスの里が眼下に見える
オキナ草保護地、咲く頃に来てみたい
最後の吾妻山に到着
西風が強い!大急ぎで食事後に記念撮影を
新堀神社に下山の御礼
下山口の大サボテンの家到着
ロウバイのいい香りがしました
帰りがけにコンニャクパークに立寄り試食をたっぷりして
北市民セ7:00(一般道)→東松山IC7:40→(甘楽 PA)→下仁田IC8:50→宮崎公園着9:05→登山道入口9:30→宮崎中学校9:40→本丸跡10:00→神成山山頂10:10→宇芸神社跡10:40→吾妻山11:15着(昼食)11:40発→山麓着11:50バス発12:20→こんやくパーク12:50着14:00発→(寄居 SA)→鶴ヶ島IC15:15→北市民セ 15:30 @3000