第125号
桜山
(さくらやま591m)
2017年12月16日(土)晴
今年もいよいよ12月となり忘年山行の日を迎えた。集合はいつもより1時間遅い午前7時。かなり冷え込んでいるが快晴だ。関越道に入ると花園IC辺りから浅間山、谷川岳、日光連山などが見えだし、すで雪化粧した峰々は白く輝いていた。日本海側はかなりの雪らしい◆本庄児玉IC を降り、国道462号線を西に向かうと「埼玉かるた」にも出てくる塙保己一記念館や金鑚神社の案内板が目に付くようになる。やがて第2コミュニティセンター駐車場に到着すると、さっそくフユザクラが出迎えてくれていた◆駐車場で身支度していざ出発。バスで来た道を大沢まで戻り、大沢入口から車道をしばらく歩いて大沢へ。そこから山道に入り、落ち葉の踏み音を聞きながら汗をかくと桜山公園の日本庭園に出た。ここは山を背景に池と三波石を調和させた庭園で、岩は美しい縞模様で見ごたえがある。「上毛かるた“さ” 」に“三波石と共に名高い冬桜”と詠われているという◆小高い展望台で集合写真を撮った後は自由行動。周辺にはフユザクラが盛んに咲いていたが、ピークを過ぎたのか花びらが 5 枚揃っているものはなかなか見つからない。そんな中、ヤドリギが丸い黄緑色の実をたくさんつけていた。近くの桜山山頂に登ると山並みが四方に広がり気分がよい。西側には東西の御荷鉾山と雨降山が大きく見え、逆方向には奥多摩の大岳山が小さく遠望できた◆景色を楽しんだ後は桜山温泉「絹の里別邸」へ。ここは近くにある世界遺産『富岡製糸場と絹産業遺産群』の構成資産のひとつである「高山社跡」をイメージした建物だそうで、なかなか立派な建物だ。地元の三波石が使われている温泉で汗を流し、総会で話し合った後はお待ちかねの忘年会。大いに盛り上がり、帰りは道の駅「はなぞの」に立ち寄り帰還した◆今年の山行は2月の鋸山から始まり臨時山行も6回あった。秋は天候に恵まれず11月は中止となったが、それもまた山とのお付き合いの内。いつもながら企画から当日の手配やお金の管理まで、細部にわたり尽くしてくださる川上代表や役員の方々、また安全運転と笑顔を絶やさないドライバーとガイドさんに改めて感謝!来年もまたおいでと山神様が手招きしてくださるようだ。(南雲記)
フユザクラが綺麗に咲いていた
コミュニティセンターの駐車場を拝借してここから出発
車道を登山口がある所まで戻る
道の途中にはみかんや冬桜、カラスウリなどが冬枯れの中に目立ちます
大沢登山道入口を見つけて、山の中に入る
杉の植林の中を意外ときつい道を行く
ひだまりで、小休止
道案内が出てきた
歩きやすい尾根道もありました
見晴らしのいいほぼ頂上エリアの周りは杉が伐採されて、代わりに桜の苗木が植えられていました
日本庭園へ
見晴台に登ってみた
全員で記念撮影
北市民セ7:00→本庄児玉IC7:45→第2コミュニティーセンター駐車場8:20着 8:40発→桜山公園10:10→(自由行動)→第一駐車場集合11:00→絹の里別邸11:15着(総会・忘年会)15:00 発→道の駅はなぞの15:35着16:10 発→ 北市民セ16:50@5,500(忘年会込み)