第123号
飯盛山
(めしもりやま1643m)
2017年9月16日(土)曇り
非常に強い台風 18 号が近づいているとかで、空は朝から鉛色。しかし、バスの中は福手さんの復帰挨拶で明るい雰囲気が漂った。また、山行の候補一覧配付や、山岳ガイド小林千穂の番組紹介などがあった。今日のリーダーは小林厚子さんで 23 名の参加
◆中央高速に入ると少し雨が降り出したため、双葉 SA でこの先を相談。状況を考慮し、急きょ行先を瑞牆山から清里の東側にある飯盛山(めしもりやま 1643m)に変更した。バスは須玉 IC でおり清里経由で平沢集落に到着。ここから案内板に沿って登山開始◆雨は上がっているが、木々に覆われているため、ゆるやかな登りながら汗が出る。ただ登山道はよく整備されていて幅も広い。この歩きやすいは最後まで続いた。しばらくすると休憩のための東屋と鹿除けゲートが現れ、そこからは草原帯となった。やがて足元にヤマシロギクやノハラアザミが現れ、特に赤みの濃いアサマフウロが目を引く◆一汗かいて山頂に到着。霧で展望はないが全員写真を撮り少し戻ったところ昼食。といっても立ったままでおにぎりをほおばるだけだったが、周辺にはマツムシソウの群落が広がり、ウメバチソウ、ウスユキソウ、リュウノウギクに加え、ヤマラッキョウやノコギリソウなどが咲いていた ◆山頂からは野辺山方向を目指して下る。時々牧場らしき風景が見え隠れし、小海線を走る列車の音が聞こえようになると、バスの待つ平沢峠駐車場に到着。「しし岩」からは眼下に野辺山宇宙電波観測所の大きなパラボラアンテナが見えた。すごい施設なのであろうが、アンテナは圧力鍋の蓋を逆さにしたように見えなくもない。西方向は八ヶ岳の裾野しか見えないが、晴れていればさぞ雄大な景色であろう◆帰りのバスは野辺山駅近くの鉄道最高地点、ついでソフトクリームが有名だという清泉寮、さらに道の駅「南きよさと」を立ち寄った。思いがけず予定変更で飯盛山を歩くことになったが、リーダーや代表の好判断で雨にも遇わず、初秋を感じつつゆったり気分で山歩きを楽しめた。感じのいい家族向きの山で、何だかまた歩きたくなる山だった。(南雲記)
登頂しました!
平沢集落で準備をします
案内板、清里駅からは2㎞地点
すぐ脇にはキャベツ畑
幅の広い登山道
道端には沢山の花が咲いている。
ツリフネソウ
マユミ
マツムシソウ
アサマフウロ
オミナエシ
ウメバチソウ
飯盛山頂上に向かう
登頂しました!2
頂上下の広場で昼食
周りにはマツムシソウがいっぱい
下山路にも花いっぱい
アキノウナギツカミ
リュウノウギク
少し開けた所で休憩
平沢峠に到着
となりのしし岩で遊んでみた
北市民セ6:00→双葉SA8:00→須玉IC8:30→平沢集落9:10登山開始 9:20→東屋10:10→山頂10:40着(昼食)11:30発→平沢峠駐車場12:00着12:30発→清泉寮1:20→道の駅「南きよさと」13:45着14:15発→談合坂SA15:30→17:00 北市民セ @3000 円