どんぐり山行通信HTML版

2016年8月16日(土)雨
数日前には晴れそうな予報だったのに、ここにきて台風が3個も近づいているとかで、若葉駅に着く頃からついに雨が降り出した。バスは中央道を経由して富士山駅に向かい、ここで予約していたタクシー1 台、ジャンボタクシー2 台に分乗する。雨ではあったが予定通り吉田口登山道の「馬返し」から登山開始。◆今日のリーダーは津久間さん、サブは和田さんで参加者23名。馬返しからの登山道は、古来より多くの人々が通った道で道幅も広く歩きやすかった。ただ雨で周りの景色や花を楽しむ余裕はなく、雨宿りする場所もない。◆二合目の御室（おむろ）浅間神社に到着し、立ったままで小休止。メンバーの一人が「オムロン」という会社名は京都の御室に由来すると教えて下さった。三合目の見晴茶屋、四合目の大黒天、四合五勺の御座石と進む。登りはきつくはないが雨が一層強くなり、山道に濁流が流れるようになった。◆五合目の佐藤小屋では雨宿りを兼ねて昼食の予定であったが、スバルライン五合目まで進むことにした。しかしその五合目も外国語が飛び交う中、大勢の登山客で混雑して落ち着かない。幸い近くまでバスが迎えに来てくれ、社内で雨具を脱ぎ、着替えなどしてようやく一息つけた。雨は降り止まず肌着も濡れたので、今日が夏でなかったらかなり体温が奪われていたことだろう。帰りのバスでの暖かい飲み物がありがたかった◆帰路に立ち寄った談合坂 SA では、打って変わって夏の強い日差しが照り付けていたが、相模湖IC辺りから天候が急変して夕立のようになった。何とも不安定な天候だったが、幸い鶴ヶ島市内に入ると雨は止み、ラッキー！◆雨に見舞われた一日であったが、リーダーのおかげで事故もなく帰宅できた。リオ五輪もあと3日で閉幕。TVでは400mリレーの銀メダルで湧き返っていた。(南雲記)