第111号
那須岳
(あさひだけ1,896m・ちゃうすだけ1,915m)
2016年7月16日(土)晴
昨日まで関東では局地的なゲリラ豪雨となっていたが、今日は何とか天気は持ちそうな予報だ。バスは満席の25名の参加者を乗せ、東北道の那須黒磯 IC から那須の温泉街を抜けて峠の茶屋の駐車場へ。途中の殺生石付近ではバスの中にまで温泉の匂いが漂い、俄に那須の気分が高まった。◆到着した駐車場は登山口でもあり、本日のリーダ-福手さんご夫妻を先頭に出発。しんがりは和田さん佐野さんの両名、久しぶりに豊田さんの元気な姿もあり、ビジターに鹿倉さんも加わった。◆山道を30分ほど登ると木々は姿を消し、一転して火山礫の岩石が露出する山岳らしい風景となった。開けた天空の中に谷を挟んで朝日岳の荒々しい赤褐色の岩肌が屏風のように迫って来る。メンバーの一人が穂高岳に似ていると話していたが、確かに朝日岳へ続く様子は上高地あたりから望む吊尾根のようにも見える。峰の茶屋跡で列を整えて朝日岳へ。◆ここからの尾根道は左右が谷底へ切れていて、岩場には時々鎖がついている。注意しながら登ると、足元にヒメシャジンやコキンレイカが咲いていた。山頂は記念写真だけにして、朝日岳の肩まで戻り昼食。陽が射して休憩中は遠くの景色も楽しめたが、三本槍岳はガスがかかって見えないのが残念。◆昼食後は茶臼岳に登り、火口一周組と待機組に分かれ旧火口を一周した。この付近に草木はほとんど生えていないが、コメススキだけは人目につくこともなく穂を風に揺らせていた。◆バスでの帰路は道の駅(那須高原友愛の森)と羽生 SA に立ち寄る。今日は心配された雨にも合わず全員無事帰還したが、今年のどんぐり山行はかなり天候に恵まれている。久しぶりに山岳らしい那須の豪快な風景を楽しめた。(南雲記)
峠の茶屋登山口より出発
樹林帯を和気あいあい
見かけた花1
その2
樹林帯を抜ける。左手に茶臼岳
右手には朝日岳
遠くに峰の茶屋避難小屋が見えてきた
峰の茶屋避難小屋までもう少し
途中で見かけた花3
峰の茶屋避難小屋到着
剣ヶ峰と朝日岳に向かうトラバース道が見える
朝日岳への道は岩々しい
慎重に
朝日の肩から朝日岳に
朝日岳頂上からは雲海が
記念撮影女性陣
続いて男性陣
朝日の肩に戻って昼食
荒々しい道を峰の茶屋まで戻る
茶臼岳へ出発
茶臼岳山頂到着
ここからも雲海が
戻ります
北市民センター6:00 →那須黒磯IC8:30→峠の茶屋9:17着9:35発→峰の茶屋跡10:30→朝日岳山頂11:30→朝日岳の肩11:45着12:15発→茶臼岳山頂13:30→峰の茶屋跡14:20→峠の茶屋15:10→ 圏央鶴ヶ島IC18:30 @2,800