どんぐり山行通信HTML版

2016年6月18日(土)晴
梅雨空が続いていたが、今日は猛暑になるとの天気予報。そんな中、定刻通り出発し水沢山に向かう。水沢観音などに比べると山の知名度はやや劣るが、榛名山塊の最も関越道側にあり、休憩した駒寄PAからも両肩を張ったような山容がよく見えた。◆渋川 ICを下り水沢観音に到着。観音様に手を合わせ、吉田さんと小林厚子さんをリーダーにいざ出発。山容から予想した通りひたすら登りが続くが、高度を稼ぐと暑さも和らぎ、心地よい風が吹くようになった。途中あまりお目にかかれないサイハイランやミヤマヨメナが咲き、エゴノキの散った花びらが所々で白いカーペットとなっている。◆石仏を過ぎしばらくして山頂に到着。狭いながらも展望はよく、北側には小野子山と子持山、その東側には赤城山が望めた。西側には間近にニツ岳と相馬山が並び、その背後に榛名富士の裾だけが見える。山頂は記念撮影だけにして下山開始。気持ちの良い樹林帯が続くとクサタチバナやネジキの白い花に出会い、つつじヶ丘休憩所に到着。ここで昼食。恵みの風がここちよく、登ってきた水沢山の頂上も見えた。◆昼食後は30分も歩かないうちに伊香保神社に着き、伊香保名物 365 段の石段を下りたところでバスと合流。その後は自由行動となった。人によっては石段の湯で汗を流し、14:00に集合してバスで出発。途中みやげ処「庵古堂」に立ち寄る。◆帰りは渋滞もなく無事北公民館に到着したが、強烈な西日が照り返していた。今日は鳩山町で全国最高の 35.2°を記録し今年初の真夏日となったという。ただ水沢観音と伊香保神社の御利益のおかげか、梅雨空を吹き飛ばし、ゆったりした山行が楽むことができた。(南雲記)