第109号
荒船山
(あらふねやま1,422m)
2016年5月21日(土)晴
荒船山は群馬県と長野県の県境にあり、その山容が軍艦を連想させるようなテーブルマウンテンで有名だ。予定していた内山峠からの山道は通行止めのため、急遽内山大橋からのコースに変更。今日のリーダーは佐野さんと小林清美さん、ビジターとして竹内さんご夫妻を加えて23 名で出発。◆今日は快晴で湿気もなく絶好の山行日和。山肌にはところどころでフジがきれいに咲いている。林道を進んだあと荒船不動尊から山道に入る。ここからは明るい陽ざしを通してまぶしいほどの新緑が続き、思わず「きれい!」の声が上がる。下草にはラショウモンカズラの花が色取りを添え、花を終えたハシリドコロも目立つ。◆経塚山を往復したあと艫(とも)岩へ。荒船山を船に見立てると、さながら経塚山は船首で艫岩は船尾にあたり、この間の道は甲板を歩いていることになるので平坦だ。明るい若葉色に満ち溢れ、林が切れたところではズミが花盛り。レンゲツヅジの蕾も膨らんでいた。◆艫岩の絶壁からは眼下には細紐のようにコスモス街道が蛇行している。それを隔てて神津牧場が望めた。艫岩で昼食をとり、居合わせた若いカップルに集合写真を撮ってもらう。◆下山路は急斜面な道を注意しながら相沢登山口へ。ここからは長い林道歩きを覚悟していたが、半分ほど進んだ所になんとバスが迎えに来てくれていた。運転手の忍足さんの気遣いに感激!バスでの帰路は道の駅で休憩してのどを潤し、渋滞もなく気になる相撲も見られる時間に到着した。気分の良い汗をかき、新緑を満喫した山旅だった。(南雲記)
バスを降りて林道を荒船不動まで歩く
藤の花が満開
途中の民家の庭も綺麗だ
クリンソウだろうか
サクラソウかな
荒船不動に到着
内山峠ルートの通行止め表示
新緑の林を進む
経塚山に到着
艫岩に向かう道は花盛り
ズミが満開状態
近寄ってみる
帰り道との分岐
艫岩に足もすくむ
艫岩からの眺め
女性陣の記念撮影
男性陣も
帰り道は急斜面のトラバース
途中のお堂
ギンリョウソウ
チゴユリ
相沢の下山口に到着
荒船山をバックに長い林道歩き
北市民センター6:00→下仁田IC7:25→内山大橋8:25→荒船不動9:15→経塚山10:30→艫岩11:20着(昼食)12:00発→相沢登山口13:40→下仁田道の駅14:35着15:15発→北公民館16:35着@2,700