第207号
黒川鶏冠山
(くろかわけいかんざん1,716m)
2025年11月4日(火)晴
昨日ことしの木枯らし1号が吹き、山行会も今回から冬時間の7時出発となるなど冬の足音が近づいてきた。今日向かう黒川鶏冠山は一昨年5月のツツジの季節に登った山だが、今回は秋の景色を楽しむことで企画された。参加は井戸川、木ノ内、中野、田中、増尾、村山のビジター6名の方々を含め23名◆バスは青梅市内通過で少し時間を取られたが、国道411号の青梅街道を(多摩川南岸道路を通らず)そのまま進み、奥多摩湖でトイレ休憩。湖の周辺では山が黄色に色づいていた。その後は「道の駅たばやま」をスルーして柳沢峠へと向かう。途中、バスのアラームが車内に何度も鳴り響き、何事かと心配になったが、ドライバーの山本さんがそのつど対応して事なきを得た◆到着した柳沢峠は周辺の山々への登山基地でもあるためか、きれいなトイレも完備されていてありがたい。今回のコースは登りも緩やかでかなり歩きやすい。黄色く色づいた広葉樹の中を林で歩いていると紅葉が進んだ周辺の山々が垣間見え、山すその奥深さが感じられた◆1時間ほどで大菩薩方面への分岐点である六本木峠を過ぎ、さらに進んで横手山峠に到着。状況を考慮して少し早いがここで昼食とした。木漏れ日の中で昼食をとっていると峠越しの風が少しあって寒くなってきた。早めに支度を整え再出発◆横手山峠から少し進むと山頂直前で急に岩場の登りとなる。距離はごくわずかだが、この岩場がかなりのクセ強もので、どこを登っても行けそうだが、コースの取り方でかなりスリルがある。何とかクリアして山頂にたどり着き、祠前で集合写真。山頂からは大菩薩の峰越しに雪をまとった富士山が見えたが、足元は垂直に切り落ちた絶壁だった◆山頂で景色を楽しんだあとは、落葉に隠れた石や浮き根につまずかないよう気を付けながら往路を下山。途中珍しい黄色いキノコがあって注目を集めていた(カベンタケかもしれない)。今回は思ったほど寒くなく天候にも恵まれ、黄色中心の紅葉であったが移り行く秋の風景を楽しむことができた。 (南雲記)
柳沢峠の紅葉は真っ盛りだった
圏央道からも雪をかぶった富士山が綺麗に見えました
途中渋滞や車両トラブルに見舞われながらも柳沢峠駐車場に到着
準備を整えて道路向かい側の登山道入り口へ
歩き始めは多少急坂だったがしばらくすると歩きやすい林間の道に
黄色い紅葉が目立つ
青空に透けて輝いている
所々の木製の梯子?橋?を足元注意で通過
岩ゴロゴロの所はこの辺りだけ
光を浴びて輝く紅葉に癒されます
六本木峠通過
穏やかな歩きやすい道です
赤から黄色のグラデーション
横手山峠で12時になったので昼食休憩としました
ここから黒川山に向けて急登が続きます
黒川山に到着、停滞組を除いた本隊は先の鶏冠山へ
停滞組は黒川山の三角点に
鶏冠山山頂で記念撮影
鶏冠山途中下山組と停滞組で一足早く記念撮影
本隊の黒川山での記念撮影
停滞組一部と記念撮影その二
スピードを上げて下山します
午後になって日差しの向きが変わったので色合いが違う
横手山峠の戻ってきた
林道出合通過
六本木峠通過
ブナ坂とナラ坂分岐の梅ノ木尾根に戻ってきた
遅れを取り戻して帰着予定時間通りに柳沢峠に到着
北市民セ7:00→ 圏央鶴ヶ島IC7:25→ 青梅IC7:55→ 奥多摩湖9:05(休10)→ 柳沢峠10:20着10:30発→ 六本木峠11:25→ 横手山峠12:00(昼食)12:30→ 鶏冠山13:15着13:25発→ 横手山峠14:05→ 林道出会14:20→ 柳沢峠15:25着15:40バス発→ 奥多摩湖16:45(休10)→ 圏央鶴ヶ島IC18:25→ 北市民セ18:40 @3,000