第206号
那須高原
(茶臼岳~沼ッ原湿原へ)
2025年10月15日(水)晴時々曇り
紅葉の季節となり、今回はそれを期待して那須を目指す。空模様は、はじめどんよりとしていたが北上するにつれて明るくなり、宇都宮IC付近からは陽も差すようになった。那須ICで高速をおり駐車場に到着。駐車場の背後には赤く染まった那須の山がそそり立ち、俄かに期待が高まる。今回の参加者は7名のビジターの皆さんを含め総勢22名◆登山道に入ると、10分ほどで早くも視界が開けてきた。このコースは少し登るだけで剣が峰や朝日岳の険しい峰々のパノラマが広がり、人気がある。特に今日は紅葉に彩られ、こうした山々がいっそう輝いて見える。やがて峰の茶屋跡に到着ししばし休憩◆ここからは山頂に向かう登山組と待機組(4名)に分かれての行動となり、登山組は40分程で茶臼岳山頂へ。山頂でも素晴らしい紅葉の山岳パノラマが広がっていた。その後登山組と待機組は鉱山跡で合流し、茶臼岳の北側をトラバースして牛ヶ首へ◆ここで昼食とするが、ここから見上げる茶臼岳はかなり迫力がある。山頂は吹き出た溶岩がそのまま固まったような形で、山すその大きな岩は今にもこちらに転げ落ちてくるようだ。集合写真の後は山を下って姥ケ平へ。那須の中でも特に紅葉で有名な所で、確かに茶臼岳を見上げながらの紅葉は見応えがある。少し足を延ばしたひょうたん池からは、湖面の逆さ茶臼岳も楽しめた◆姥ケ平からはバスの待つ沼原へ。これが意外と長い道のりだ。アップダウンは少ないが、景色に変化がないので長く感じられる。それでも真っ赤に色づいたツタウルシが時々現れ我々を励ましてくれた◆帰りのバスではビジター参加の佐野秀幸さんが紹介され、かつて会員だったこともあり10年ぶりの参加だという。皆さんから歓迎の拍手を受けていた。バスは順調に走ったが、羽生PAでの休憩後事故渋滞に巻き込まれる。しかし今回は何よりより素晴らしい紅葉に出会うことができ、味わい深い山旅となった。 (南雲記)
素晴らしい紅葉に出会えました
予定通り峰の茶屋県営駐車場に到着
準備万端出発
トイレの建物の中を通って行きます
歩き始めは階段
直ぐ紅葉がお出迎え
山の神の鳥居をくぐり
ナナカマドの実が大量についています
安全登山を祈願
ロープウェイ方向の山も色付き、雲海も見えました
紅葉のトンネルを登っていきます
中ノ大倉尾根方面の斜面も綺麗です
茶臼岳方面、時々ガスが・・
遠くに峰ノ茶屋避難小屋が見えました
足元にガンコウラン
登山組が茶臼岳に向かいます
待機組は近くの景色を堪能しました。剣ヶ峰と朝日岳の巻道
三斗小屋方面の谷底にある小屋が見えました
登山組の皆さん元気に登ってますね
山頂での記念撮影
全員合流後は牛ヶ首に向けて
無間地獄を通過
牛ヶ首が見えてきました
そして牛ヶ首到着
ここで景色を堪能しながら昼食にしました
南月山方面の紅葉
荒々しい茶臼をバックに記念撮影1
記念撮影2
姥ヶ平方面に下山します
急な下山路も色付いた木々に癒されます
赤の斜面とバックには白いガスが流れます
ひと際鮮やかな木
オレンジもいいですね
姥ケ平に到着して紅葉と茶臼を見上げる
ひょうたん池に映る逆さ茶臼
沼ッ原に向かう長い下りも色とりどりな紅葉に癒されました
これはグラデーションがよかった
やっと沼ッ原湿原に到着
草紅葉が最高潮でした
北市民セ6:00→久喜白岡JCT6:40→上河内SA7:40(休10)→ 那須IC8:20→那須岳峠の茶屋駐車場8:50着 出発9:10→ 峰の茶屋跡10:00(休15)→ 茶臼岳山頂10:50(休15)→ 鉱山跡11:30(待機組と合流)→ 牛ヶ首12:00(昼食)12:40→ 姥が平13:00→ ひょうたん池13:10→ 三斗小屋分岐14:20→ 沼原湿原15:00→ 沼原湿原駐車場15:20着バス発15:30→ 黒磯板室IC(時刻記録漏れ)→ 羽生A17:30(休10)→ 久喜白岡JCT19:10→ 鶴ヶ島IC19:40→ 北市民セ19:50 @3,500