どんぐり山行通信HTML版
第201号
高山(奥日光)
(たかやま)
2025年5月27日(火)曇り
日光高山は、昨年5月に予定されていたものが中止となり、今回そのリベンジを目指すことになった。参加者は会員15名とゲスト9名(麻生島、村上、中野、田中、増尾、織田、井戸川、内野、飯田の皆さん)を加えた計24名。バスは前回同様大型の29人乗りでドライバーも前回同様山本さん。車内では伊藤さんから、予定していた千手ヶ浜は省略する旨案内があった◆バスは日光宇都宮道路終点の清滝ICまで進み、そこからいろは坂、中禅寺湖を経由して竜頭の滝駐車場へ。平日ながら花のシーズンだけにそれなりの人出だ。出発点近くの茶店裏手からは、ツツジが咲く中を滝が流れ下る絶景を眺めることができた◆今日のコースは大まかに、①高山山頂までののぼり、②山頂から熊窪までの下り、③熊窪から竜頭の滝への中禅寺湖畔の遊歩道、の三か所に区分けできる。いずれも高低差はさほど大きくなく歩きやすい道だ◆今回の主役は何といっても、ヤマツツジ、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジの花の競演だろう。上記三コースのいずれも新緑が映える中、このツツジ達が色鮮やかな花絵巻を繰り広げ、時には男体山や中禅寺湖の背景が花の美しさをさらに演出していた◆なかでもシロヤシオは控えめながら他のツツジの引き立て役をも担い、愛子様のお印にふさわしい姿を見せていたのが印象深い。こうした風景は文章にすると興ざめするので写真を見て味わってもらいたい。その他にもアズマシャクナゲ、ハウチワカエデ、ミヤマザクラなども花の競演に加わっていた◆高山を下り上記③のコースの途中にある栃窪の浜で昼食とする。ここには風格のあるトチノキの巨木が何本もみられた。また霧が立ち込めた中禅寺湖の湖畔には、墨絵のような社山を背景にヨットが浮かび、これも一幅の絵になる風景だった。今回はちょうどツツジの開花期と時期が重なり、花を存分楽しめる山旅であった。
(南雲記)
色々な種類のツツジが見頃でした
竜頭の滝臨時駐車場に到着し早速準備します
8時50分竜頭の滝に向けて出発です
歩き始めると早速ツツジが沿道に咲いています
本命のシロヤシオが出てきました
竜頭の滝はミツバツツジに囲まれています
ヤマツツジの色が鮮やかです
滝に添って歩きます
滑滝とミツバツツジ
皆さん写真撮影
山道に入りました。でも間違い!戦場ヶ原に行ってしまう
すぐ正規ルートに戻れました
林の中を進みます
足元には小さい花々が咲いています
ズミの咲き始めは赤い色が際立ちますね
ミツバツツジとシロヤシオの競演
九十九折の細い道を行く
周りはシロヤシオ
アズマシャクナゲも出てきました
蕾が赤い木もあります
ブナの葉に赤い実のような物が見えました
虫こぶらしい(手に取って拡大撮影)
それにしてもシロヤシオの量がすごい
尾根に出ると風が吹き抜けて寒いようです。中禅寺湖が見えた
11時に高山山頂到着
おやつ休憩後記念撮影
その二
下山ルートがシロヤシオ群生の始まり
シロヤシオの中急な道を下ります
シロヤシロとミツバツツジがあちこちに
色の濃いミツバツツジが多い
結構険しい所もありました
熊窪分岐までやっと降りてきました。
これからここを登る人たちと数組すれ違います。皆さんすごい
熊窪に向かう道は枯葉に埋もれている所もあり要注意
熊窪に到着
中禅寺湖の向かい側のガスは取れないようだ
湖畔のヤマツツジとシロヤシオも色鮮やかだった
昼食場所の砂浜到着。ヨットが一隻休んでいた
ここで遅めの昼食タイム
ハウチワカエデの花が色鮮やかでした
赤岩に向かう途中の湿気っぽい所でギンリョウソウ
赤岩展望台通過
大きな岩が・・これが赤岩かな?
竜頭の滝臨時駐車場に帰ってきました。大体予定時間で
歩いた軌跡を動画で(プレイボタンを押すと再生します)
北市民セ6:00→大谷PA7:30(休憩10)→清滝IC8:00→中禅寺湖8:30→竜頭の滝駐車場8:40着8:50発→高山山頂11:00(休憩15、集合写真)→熊窪12:30→栃窪の浜12:50(昼食)13:20発→駐車場14:10着14:30発→清滝IC15:10→羽生PA16:15(休憩15)→鶴ヶ島IC17:05→北市民セ17:20 @3,500