どんぐり山行通信HTML版
第194号
小金沢連嶺
(こがねさわれんれい)
2024年10月15日(火)晴時々曇り
猛暑も少し落ち着き、どことなく秋めいてきた。今回はビジターの石榑卯一さん、飯田洋子さんを含め14名の参加で、いつもより少なめの人数。向かうは小金沢連嶺で、当山行会としては初めてのコースのようだ。富士山が綺麗に見えることでも知られている◆バスは中央道を大月ICでおり、甲州街道のJR甲斐大和駅付近から大菩薩初鹿野線(県道218号)を北上。登山口の小屋平に到着した。ここでは駐車はできないため事前に登山準備を整えて素早く下車する◆山道に入ると明るい混交林がつづく。木々の葉は黄色味を帯びて秋を感じさせているが、黄葉を期待していたカラマツの葉は錆びたような色で生気がない。夏の暑さで黄葉前に枯れかかっているようだ。何やら痛々しい◆林を抜けて石丸峠に到着。峠周辺はスズタケに覆われた山肌が目立つ。遠くから見るとまるでゴルフ場の芝生のようだ。その背景には大菩薩湖がよく見えた。石丸峠からは大菩薩峠への道を分かち、尾根道を小金沢山に向かう。この季節、花はほとんど見かけなかったが、時々笹の葉の間からリンドウの花が顔を出し、林の湿地には季節外れのバイカオウレンが1輪だけ咲いていた。ん〜!何とも健気だ◆お腹がすいてきたが、小金沢山での昼食はスルーして牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで我慢。到着した山頂でようやく昼食とする。富士山は残念ながら雲の中だった。昼食をいただいたあとは昆虫館まで長丁場を下山する◆帰りのバスは勝沼IC経由で順調に走った。ところが談合坂SAで休憩したあと、圏央道で事故により渋滞との情報。かなり大規模な渋滞とのことで、やむなく八王子ICで中央道をおり、日の出IC経由での帰路となった。談合坂から3時間半かけてようやく鶴ヶ島に到着。ホントお疲れさまでした。後で知ったことだが、午前11時頃あきる野IC付近でトレーラーなど6台が関係する玉突き事故で死傷者も出たという。改めて玉邑さんの安全運転に感謝。
(南雲記)
小屋平のバス停で大急ぎで降りる
道路向かい側に登山口がある
いきなりきつい登りが始まり、汗がでる
紅葉しそこなったようなカラマツを見ながら
所々に色付いた木が見え隠れする
林道に出た。一休み
近くにヤマブドウだろうか色付いた大きな葉が木にからんでいる
こちらのカラマツは青空に映えて綺麗に見えた
大分高度が上がって、大菩薩湖が木々に間から見えるようになる
樹間から一部開けた場所ではこれから歩く稜線が見えた
気持ちのいい道
石丸峠あたりが見えた
涼しい風が吹き抜ける石ゴロゴロの苔むしたエリア
邪魔な木が無い状態で大菩薩湖が見えるようになった
石丸峠が見えてきた
石丸峠到着
笹の道を行く。所々にリンドウ
ツツジの紅葉した木がポツンと
稜線上の最初のピーク天狗棚山着
大菩薩峠から来た男性にシャッターをお願いした
小金沢山に向かう。開けて展望のいい所で
笹の道を行く
と思ったら大きな岩の急登も出てくる
大変
本日の最高地点の小金沢山到着
ここでも前出のおじさんにシャッターをお願いする。おじさんはここで引き返すようだ
アブラツツジらしい
標識が落ちてる
日本で一番長い名前の牛奥ノ雁ヶ腹山へ到着
昼食をここで
最後の記念撮影の後県道方面に下山します
枯葉で踏み跡を見落としやすい急な下山路です。ピンクテープを見落とさずに
ここでも樹間に色付いた木を探しながら
林道出会いからしばらくこのような道を行く
再び山道に入るが短時間で下山口が見えてきた。
このトイレが登山者用なので用を済ませてすずらん昆虫館に向かう
路肩で靴を履き替えて
歩いた軌跡を動画で(プレイボタンを押すと再生します)
北市民セ→ 圏央鶴ヶ島IC6:15→ 八王子JCT6:45→ 大月IC7:10→ 道の駅甲斐大和7:30着7:45発→ 小屋平・石丸峠入口8:25→ 石丸峠10:00→ 天狗棚山10:10→ 小金沢山11:40着11:55発→ 牛奥ノ雁ヶ腹摺山12:45着(昼食)13:10発→ 林道出会14:05→ すずらん昆虫館14:50着15:00発→ 勝沼IC15:30→ 談合坂SA16:00着16:20発→ 八王子IC17:35→ 道の駅八王子滝山18:00着18:10発→ 日の出IC19:10→ 圏央鶴ヶ島IC19:35→ 北市民セ19:55 @5,000