第175号
権田山
(ごんだやま)
2022年12月17日(土)曇り
今年の登り納めは長瀞周辺の権田山。地元の案内図にしか載っていないマイナーな山だ。バスは花園ICを経由し、ノンストップで宝登山麓駐車場へ。やや冷え込んでいるものの陽も差し静かな山麓だ。今回は20名の参加。ただ久津間さんと川上さんはバスで待機されるということで、18名で出発◆歩き始めて5分もしないうちに野土山登山道入口の標識があり、しかも山頂まで100mしかなく、あっという間に209mの山頂に立つ。ギネスブックに載れそうな手軽さだ。山を下り、長瀞駅傍を通過して岩畳へと向かう。そこからは荒川左岸の岩畳を歩く哲学の道。長瀞の岩石はブラタモリ風に言えば結晶片岩と総称するものらしく、きれいな層模様が特徴的だ◆川辺の風景や片岩の層模様を楽しみながら進みむと、自然博物館前の川原には大きな岩があった。これが虎岩と呼ばれているものらしい。さらに進むと秩父鉄道荒川橋梁・通称「親鼻鉄橋」に近づき、丁度電車が走っていた。橋は大正3年(1914)にできたものだという◆その後は上長瀞駅前を通り、権田山(232m)へ。ところが登山口がなかなか見つからない。地元の方に尋ねたところ、わざわざ100m程歩いて登山口まで案内してくれた。感謝2!! この山も15分ほどで登ることができ、本日2座目の登頂を果たす。中村さん差し入れのリンゴがおいしかった◆山を下り、不動寺で手を合わせた後はバスで「ヘリテイジ美の山」へ移動。入浴後は総会となる。席上会計・活動報告と新代表が選出され、今年で退会される中村さん(2013年入会)の挨拶があった。その後はお待ちかねの忘年会。新代表に選出された松井さんの挨拶と乾杯があり、武甲正宗の後押しもあって会は大いに盛り上がる。ラストは副代表の伊藤さんによる一本締め◆こうして事故もなく今年一年が過ぎ、楽しい山旅の時間をもつことができた。これも役員さん達の尽力と、会員一人一人の協力によるものであり、我々のわがままを聞き入れてくれ、安全運転に努めてくれるドライバーの玉邑さんのおかげだ。来年も松井新代表のもと、楽しい山行が待っています。来年もよい年でありますよう。(南雲記)
8時過ぎ宝登山ロープウェイ乗り場駐車場に到着
ダラダラと出発
駐車場からすぐ野土山への入口へ
すぐ頂上に到着、記念撮影1
記念撮影2
長瀞に向かう
途中で見かけた。霜が降りた仏の座
岩畳着
足元に注意しながら
岩畳と荒川と山
ここでも記念撮影1
記念撮影2
長瀞の流れ
3種のキノコが生えた木を発見
丁度橋を電車が通過した
上長瀞駅で小休憩
若干道に迷いながらも権田山入口発見
桜の植樹を過ぎるとささやかな山頂があった
最後でやっと山道らしくなってきた
不動寺到着
奥の院のそばに冬桜が
10時45分駐車場着
美ノ山に移動して温泉と総会と忘年会を実施
北市民セ7:00→ 花園IC→ 宝登山麓駐車場8:05発→ 野土山(のつちやま)8:15→ 長瀞駅8:40 岩畳(哲学の道)→ 上長瀞駅9:45→ 権田山山頂10:15→ 不動寺10:40 バス発10:55→ ヘリテイジ美の山11:10着〔入浴、総会12:30、忘年会13:00〕14:40発→ 道の駅はなぞの15:10着15:45発→ 花園IC15:50→ 鶴ヶ島IC16:10→ 北市民セ16:30 @6500(忘年会込み)