第167号
武甲山
(ぶこうさん)
2022年4月16日(土)曇り後晴
コロナ禍第6波のため3か月間バス利用ができなかったが、今回ようやく再開。まずはめでたし。昨夜からの雨も明け方から小康となり、曇のち晴れという予報を信じてバスは出発。国道299号線では霧雨であったが、武甲山に近づくとそれも止み、一の鳥居の少し手前で下車して登山口まで歩く。今日は参加13名でリーダーは伊藤さん
◆登山口には最近立派なトイレが建てられ、そのわきを通り登山開始。はじめはコンクリートの舗装がつづき、これがかなりの急坂で長く一汗かく。林内ではまだ霧が立ち込め幻想的な雰囲気を醸し出していたが、舗装が途絶えた辺りから時々陽も差すようになった。林床にはナガバノスミレサイシンやヒトリシズカなどが濡れながら花をつけている。
◆大杉広場で休憩をとり、御嶽神社のある山頂へと到着。さらに神社裏手の最高地点(1295m)にのぼると眼下には絶景が広がり、秩父市の街並みと遠方にはわずかに雲をかぶった国境の山々が見えた。景色を堪能して神社まで戻り、さらに浦山口への裏参道コースを下る。
◆この下りはかなりの急斜面で、雨でぬれた木の根が滑りやすく風も出てきて寒いほど。長者屋敷ノ頭まで下って昼食。この周囲はカラマツ林で、枝先では芽吹きが始まっているので、しばらくすると新緑で美しく装うことだろう
◆昼食を済ませさらに下ると、ミツバツツジやヤマザクラ綺麗に咲いていた。急こう配にあえぐ中で目の保養といったところか。さらに長いつづら折りの道を下り、ようやく橋立川沿いの林道終点に到着。やれやれこれで一安心。ここからは川沿いに平坦な林道を進み、春を待っていたいろいろな花を楽しみながら、鍾乳洞駐車場へ
◆帰りのバスは、あしがくぼ道の駅に立ち寄り、途中渋滞もなく予定より1時間早く鶴ヶ島に到着した。今回は参加者が少なめであったが、何よりバスが再開できてよかった。ドライバーの玉邑さんも喜んでくれている。芽吹きはじめた木々が綿毛のように山を被い、春の花にもたくさん出会いながら歩けたことを喜びたい。(南雲記)
7:15分、一の鳥居手前に到着。
一の鳥居の登山口駐車場には綺麗なトイレが出来ていました。
7:30分、登山開始。山全体にモヤがかかっています。
不動滝着
頂上トイレ用の水、元気な人はボランティアお願いしますよ。
揺れる橋を渡って
もうすぐ半分か
幻想的な風景
足元には様々な花があり癒されます。
陽が差してきました。
大杉広場で
虹のリングが見えます。
山頂が近づくとこの草がが群生している。
石灰岩に苔
頂上展望台から遠く浅間山が雪をかぶって見えます。
足元の羊山公園の芝桜も少な目に見える。
女性陣の記念撮影
御嶽神社前で記念撮影
浦山口への下山中に様々な花に出会う。
綺麗に見えた株
頭上にはこれがずっとあった。
長者屋敷の頭で昼食
尾根道に植えられていた桜が丁度良かった。
少しアップで
最後の急な下り
下り切ったらこれが大群でお迎え
こんなのもたくさん
沿道各所で見られた
沢沿いの道にこんな橋もあります。
フラットな林道を行く
道路脇にも沢山咲いていました
鍾乳洞の隣の蕎麦屋さんから見える武甲らしい風景
13:40分、バスが迎えてくれました。
北市民セ6:00→若葉駅6:05→高麗6:30→下車7:15→登山開始7:30→不動滝8:15→大杉の広場→御嶽神社(山頂)10:00着10:20発→長者屋敷ノ頭11:10着(昼食)11:40発→林道終点12:40→橋立鍾乳洞駐車場13:40→道の駅あしがくぼ14:20着12:45発→北市民セ15:45→若葉駅15:50