第164号
榛名山(氷室山・天目山)
(ひむろやま・てんもくさん)
2021年11月20日(土)晴
今回はいつもより1時間遅い7時出発、おかげで集合するのに暗い道を歩かずにすんだ。昨今はコロナ禍もかなり鎮静化し、今日はおあつらえ向きの小春日和。バスは渋滞もなく順調に走り、途中で休憩した駒寄PAからはこれから向かう榛名山の山々がくっきり見えていた。本日のリーダーは伊藤さんで16名の参加
◆バスは渋川ICで下り、伊香保温泉から高度をあげてヤセオネ峠まで登ると、相馬山の登山口でもある黒髪山神社の赤い鳥居が目に飛び込んでくる。ここからは榛名湖に向かって一直線の道路だ。右手には榛名富士、左手には今日のコースの一部である天目山から相馬山へのさほど高くない尾根筋が見え、その中ほどには磨墨岩(するすいわ)が黒光りしていた。
◆湖畔の宿駐車場に到着していざ出発。するとすぐ古い大きな石灯籠があった。なんでも江戸時代に炭団(たどん)を開発して大商人になった塩原太助が寄進したものだといい、民俗資料になっていた。隣には吉野秀雄の歌碑
◆道路をしばらく進むと氷室山への登りが始まる。いきなりの急勾配で息が弾むが、落ち葉が積もった林床は明るく、4年前(2117年11月)に臨時山行で登った掃部ヶ岳や硯岩が陽を浴びてよく見えていた。30分程で氷室岳に立つ。山頂からは榛名湖を手前にして右手に榛名富士、対岸には烏帽子岳や鬢櫛山。どの山も特有の形をしていて分かり易い
◆集合写真を撮り次は天目山に向かうことに。ただこの山は長い階段が断続し、登りも下りもかなりきつい。前方に大きく見え出した相馬山や二ツ岳などに励まされながら乗り越えて下ると車道に出た。七曲峠だ。更にミッ峰分岐を越えて松之沢峠に出た。予定では松之沢峠からは磨墨岩の方へ回る予定であったが今回はここで断念し、近くの松之沢グラウンド駐車場付近で昼食とする。サッカー場のような広場に隣接し公衆トイレもあった。
◆昼食後は県道33号線を横切り疎林帯(カシワ林)を通ってロープウエイ駅まで歩く。そこからはバスに乗りって榛名湖温泉「ゆうすげ」へ。ここで希望者は温泉に浸かって汗を流す。榛名山周辺の山々は紅葉がすっかり終わり、今では木々は葉を落とし色のない細かな梢が山肌を真綿のように覆っているが、それがまた秋の深まりを感じさせる不思議な美しさたたえていた。今回は多少のアップダウンはあったが寒さもなく、穏やかな陽を浴びてゆっくりした山行だった。(南雲記)
9:10分湖畔の宿記念公園駐車場着
榛名湖と榛名富士が綺麗に見える
9時15分出発
舗装道路を少し歩く
9時25分天神峠着。塩原太助寄贈の常夜灯
直ぐ脇にイチイの木に赤い実が沢山付いている。
氷室山への案内標識が出てきた。
急な長い木製階段(段差が大きく登るのが大変な所もあった)
9時46分氷室山到着。全員が揃った所で記念撮影1
記念撮影2
下りも急だ
平坦な所で一息入れる
又登り。天目山へ
10時25分天目山着
少し長めに休憩をとる。
記念撮影
長い下り
慎重に下ります。
烏帽子岳と榛名富士
さらに続く下り
11時七曲峠
更に上る
そして下る
大分疲れてきた。
11時30分松之沢峠着。ここで磨墨岩へ行くのは止めにする。
松之沢グラウンドで昼食
ロープウェイ下のバスとの待ち合わせに
12時20分無事合流しゆうすげの湯に向かう。
北市民セ7:00→若葉駅7:10→駒寄PA8:10→渋川伊香保IC8:30→湖畔の宿公園駐車場9:10着登山開始9:15→氷室山9:40→天目山10:25着10:40発→七曲峠11:00→松之沢峠11:30→松之沢グラウンド11:40(昼食)12:10→ロープウエイ駅駐車場まで徒歩、そこからバスで榛名湖温泉ゆうすげ元湯へ12:20着(温泉入浴)14:00発→渋川伊香保IC14:40→上里PA14:55着15:20発→鶴ヶ島IC15:50→若葉駅15:55→北市民セ16:05@4000