第145号
四阿山
(あずまやさん中四阿まで2106m)
2019年8月17日(土)、晴
台風 10 号が上陸しきのう日本海へ抜けていった。その余波で今日は快晴で今夏最高の猛暑日と予想されている。バスは東部湯の丸 IC でおり、真田東部線(県道 4 号線)を北上、菅平口から大笹街道を通って菅平へ。菅平に入ると車窓から合宿中のラガーマンが目についた。みんなキン肉マンのような体形をしていてすごい
◆牧場駐車場に到着。暑さを覚悟していたがさわやかな高原の風が吹き心地いい。今日はしばらく体調を崩されていた青山さんと山田さんが久々に笑顔で参加され、参加者 18 名でリーダーは笠石さん。準備体操を済ませ、牧場わきの登山道入口を進むと、いきなりぬかるんだ道となり手こずる。
◆しかしその後はしっかりした山道で、傍らにはツリガネニンジンがたくさん咲いていた。笹林から高度を上げるとシラカバ林となり、さらに 1 時間ほど登ると樹林帯を抜け、南側の浅間山や菅平スキー場方面の展望が開けてきた。やがて岩の多い尾根道となり花の種類も増え、時々いい風が吹く中マツムシソウやコキンレイカが季節の移ろいを告げるように咲いていた。
◆展望が開けたあたりから、暑さもあってか次第にペースダウン、見晴らしのいいところで昼食となった。ただ、エネルギー補給したものの疲労感はぬぐえず、山頂まではさらに 1 時間以上かかることから、今日の目的を山頂ではなく、「中四阿」までとして歩き出す。ところが 5 分もしないうちに中四阿に到着。ここで集合写真を撮り、登って来た道を引き返した。
◆登山口まで下山し、牧場売店で牛乳やソフトクリームなどでのどを潤す。ところが牧場近くに広がる草むらを見て驚いた。自生のキキョウがさりげなく所々で花をつけている。キキョウはよく見かける植物ながら絶滅危惧種であり、こうした野生品を見かけることは殆どなくなった。まさにラッキー!
◆今回目指した四阿山は、途中の「中四阿」で引き返すことになったが、体力や時間配分を考えるとやむを得なかったのかもしてない。帰りのバスでは道の駅「雷電くるみの里」に立ち寄る。関越道花園付近では若干渋滞したものの参加者皆元気に帰還した。
菅平に到着。
牧場の牛がのんびりと
トイレ前にキオダマキ
クルマユリも
ワレモコウが道端に
登山口に到着
登山道脇に様々な花が見られた。ツリガネニンジン
ヤナギラン
ハクサンフウロ
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)
ハギ
ミネウスユキソウ
視界が開けてきた。
ネバリノギラン
マツムシソウ
イブキジャコウソウ
本日のピーク中四阿山で記念撮影
下山途中でマルバダケブキ
ツリフネソウ
北市民セ 6:00→ 鶴ヶ島 IC6:10→横川SA7:15着7:30 発→東部湯の丸IC8:05→菅平牧場管理事務所駐車場 9:00着9:15発→中尾根登山道入口 9::20→休憩地点11:30 着(昼食)12:10 発→中四阿12:20→登山道入口14:20着、バス発 15:00→道の駅15:50着16:15発→寄居SA17:35着17:50発→鶴ヶ島 IC18:30→北市民セ18:50 @4500 円(南雲記)