第144号
尾瀬一泊山行
(おぜ)
2019年7月20日(土)~21日(日)、曇り時々薄日
今年の一泊山行は尾瀬ヶ原へ、梅雨が開けずに台風までやってくる状況だったが何とか影響を受けずに曇り空に時々薄日が差す絶好のコンディションで歩くことができた。
ゲストの山本さんを含めて21名の参加でリーダーは福手さん。5時半に北センター出発して関越道を北上する。赤城山の麓に朝霧が立ち込める風景や、谷川岳の双耳峰がはっきり見える。今年も3班に班分けして歩くことにした。8時過ぎに尾瀬戸倉に到着、乗合タクシーに分乗して鳩待峠へ。
記念撮影をして山ノ鼻に向けて下りの道を行くと、シャクナゲを始め様々な花が沿道に咲いている。育ちすぎた水芭蕉の大きな葉っぱが沢山あった。川上川を過ぎて山ノ鼻に到着して一休み。ここから尾瀬ヶ原の木道歩きが始まる。次々に出てくる花々の撮影に時間がかかるが、そこはリーダーが上手くコントロールしてくれて温泉小屋まで予定より30分早く到着できた。
ここから三条の滝まで16名が希望して身軽な装備で往復した。尾瀬ヶ原の歩きやすい木道と違い、泥々の道や岩の間を下ったり、急なはしごを降りたり登ったりと結構しんどい歩きになったが雄大な滝を見ることができた。
温泉小屋は温泉の風呂があるので汗を流してさっぱりできた。
翌日も夜中に降った雨が上がり、尾瀬ヶ原の先に至仏山がはっきり見えるいい天気だ。
朝食後見晴に向けて出発、見晴からは白砂峠へ上りの道が延々続くように感じながら歩く。峠を越えて白砂田代から沼尻に着き、尾瀬沼を見ながらしばし休憩。 沼を北回りで歩いていくと長蔵小屋手前の大江湿原でニッコウキスゲの大群落が待ち構えていた。すばらしい花を楽しんで、尾瀬沼ビジターセンター前で昼食。三平峠の上りに備えて充分エネルギーと美味しい冷たい水を補給する。
三平峠から長い下りを一時間下った一ノ瀬休憩所で乗合タクシーに分乗して大清水まで下る。これで一時間時間を短縮し、帰りに花咲の湯に立ち寄り、二日間の疲れを癒やすことができた。
見頃のニッコウキスゲをたっぷりと堪能できた。
鳩待峠で出発前の記念撮影。
山ノ鼻に向けて長い下りの道を行く。
木道脇にはヤグルマソウ
ハクサンシャクナゲ
育ちすぎた水芭蕉の葉
ヤマオダマキ
川上川を渡る。
山ノ鼻で休憩。
周りにはノアザミ
尾瀬ヶ原に入るとニッコウキスゲが
ヒオウギアヤメも群生している。
木道を行く、燧ケ岳は雲がかかっていた。
池塘にはヒツジグサ
木道で記念撮影
ヨッピ橋通過
東電小屋が見えた。
歩荷さんとすれ違う。
更に木道脇に花々が、ハクサンチドリ
サワラン
ワタスゲ
温泉小屋に到着
身軽になって、三条の滝へ出発
今までと違う山道を行く
三条の滝に到着
ここでも記念撮影
二日目の朝、夜降っていた雨も止んで朝霧が出ている。
出発前の記念撮影
至仏山も良く見える。
見晴到着。
ここからは山道、上りがつらい。
ショウキラン
沼尻到着。
遠くに黄色い群生が見えた。
大江湿原のニッコウキスゲが満開
皆さん撮影に夢中
ビジターセンター前で昼食、ヒメサユリが咲いていた。
ヨウラクツツジも綺麗に咲いている。
尾瀬沼にお別れ
三平峠へ長い上り。
一ノ瀬休憩所から乗り合いバスに乗り大清水到着。
5:30北市民セ→尾瀬戸倉8:00→鳩待峠8:40→山ノ鼻10:30→牛首分岐11:00→ヨッピ吊橋12:00→東電小屋12:30→温泉小屋13:30→三条の滝14:30→温泉小屋戻り15:30
二日目
7:00温泉小屋発→見晴7:30→白砂峠9:00→ 沼尻9:40→大江湿原10:42→長蔵小屋11:00→三平峠12:10→一ノ瀬13:30→大清水13:50  @20000 円(伊藤記)