第143号
奥日光
(おくにっこう 戦場ヶ原・小田代原・千手ヶ浜)
2019年6月15日(土)、小雨
奥日光中禅寺湖の千手ヶ浜の九輪草が見頃ということで、6月の山行は竜頭の滝から高山(1668m)に登り、千手ヶ浜に下りる計画をしていた。 しかし、当日は雨、しかも雨脚が鶴ヶ島では強い。前もって小雨の時は高山には登らず戦場ヶ原を歩いて千手ヶ浜に行くコースを歩く事にしていたので、迷わず高山登山は中止する。 ゲストの柳川さんを含めて参加者は17名と少し寂しい。東北道を北上し、日光有料道路に入る頃になるとバスのワイパーも時々動かす程度となった。何とか小雨程度で済みそうだ。
◆竜頭の滝に着くと、観光客はほとんどいない。前日は千手ヶ浜に向かう低公害車バスが満員で臨時バスも出たとの話を栃木訛りの現地のおじさんが話ていた。全員合羽に傘を持って出発する。竜頭の滝をじっくり見る。この辺りではヤマツツジやレンゲツツジが綺麗に咲いていた。滝上から石楠花橋、赤沼分岐とカラ松の林の中を進む。足元にはマイズルソウやツマトリソウが咲いている。この先湯川沿いの自然探求路を歩く予定だったが、木道が雨で滑るのを避けるためと時間短縮でコース変更。小田代原バス停手前から低公害車バスが通る舗装道路を歩く。度々バスが通り過ぎていく。小田代原バス停には新設の綺麗なトイレと東屋がありここで小休止。
◆弓張峠で舗装道路と山道の分岐となり、山道の方が所要時間が短いのでそちらを進む。ところが、途中で道が崩壊して先に進めず、引き返すことになるアクシデント発生!分岐に戻ってよく見ると、目立たない看板(主観だが)「この先倒木・崩壊箇所あり通行ご遠慮ください」があった。もっと目立つようにお願いしますよ日光市!
◆約40分程時間をロスして再び舗装道路を歩く。しばらく行くと川沿いに九輪草がポツポツと咲いている。草加市立自然の家の入口では九輪草の群生が迎えてくれた。皆さん疲れが出てきたところで千手ヶ浜バス停に到着。12時を過ぎているので、バス停の東屋(バスの順番待用)で昼食とした。ここで帰りは湖畔沿いを歩く予定だったが、低公害車バスで赤沼まで戻ることに全員一致で賛成、ゆっくり九輪草を見ることにする。湖畔沿いの群生地は、船で来たツアー客が丁度下りてきて大混雑だったが見頃の九輪草を堪能できた。(伊藤記)
竜頭の滝
滝に沿って歩き出す。全員雨具装備で・・
ヤマツツジの色がいい
竜頭の滝の上側の流れ
戦場ヶ原は霧で見通しきかず
取り敢えず記念撮影を
足元にはマイヅルソウ
木道上で記念撮影
小田代ヶ原の貴婦人
弓張峠の通行止の看板
クリンソウが見えてきた
千手が浜のクリンソウ
6:00北市民セ→大谷PA7:45→竜頭の滝9:00→赤沼分岐10:00→小田代原10:30→小田代原バスP10:50→弓張峠11:00→再度弓張峠11:40→草加市立自然の家12:30着→千手ヶ浜バスP12:40着(昼食)13:15→千手ヶ浜散策→千手ヶ浜バスP14:30→赤沼車庫15:00→ 北市民セ18:10頃  @4500 円