第140号
シダンゴ山
(しだんごやま758m)
2019年3月16日(土)晴れ後曇り一時雨
今回はいつもより1時間遅い7時の出発。時々陽が差す中、水色のバス(忍足代替号)は圏央道を順調に南へと走る。東名高速の中井PAで休憩。このPAからは、建物に邪魔されながらも丹沢の二ノ塔から塔ノ岳に至る表尾根が陽を浴びてよく見えた。大井松田ICで高速を降り、246号-710号を北上して目的の田代向駐車場に到着。
◆現地はハイキングコースの起点らしく案内板にはいろいろなコースが紹介されている。地名の中には「タコチバ山」とか「はなじょろ道」など、戸惑うようなものがいくつか出てくる。今日登る「シダンゴ山」もその一つだ。山名の由来は山行案内に記されているが、おぼえ難いのでここでは「四団子山」とでも解しておこう。
◆山田さんの元気のいい掛け声で準備体操を済ませ、小林清美さんをリーダーに18名で出発。めずらしく男性比率が8/18と高い。林道を30分ほど歩いたところからスギ林に囲まれた山道へ。展望がなくやや単調な道だったが、時々キブシや野生化したミツマタの花がスパイスを利かすように目に飛び込んでくる。
◆宮地山、送電線鉄塔を通過して最後に女坂と男坂の分岐に出た。見栄を張って男坂を登ると10分ほどで山頂へ到達。山頂はアセビの低木が多い広場で、ほら貝を祀った祠や山名由来碑などが建っている。ここで昼食を摂り、遠くを眺めると春霞のなかに大山や二ノ塔などが東側に、北方向には檜岳、伊勢沢の頭などがみえた。
◆集合写真を済ませ下山開始。倒木が多い林の中を1時間ほど下ると麓の寄(やどりき)部落に着き、バスは中津川を隔てた対岸の自然保養村管理センターで待っていた。川辺には河津サクラがピークを過ぎながらも赤い花をつけ、淡青緑色を帯びた河原の石と対比している。石はガイドブックにあった緑色凝灰岩だろうか。
◆帰りは、厚木PAでの休憩だけだったので早めの帰還となった。前日の天気予報では雷雨の予報まで出ていて心配したが、うまい具合にいい方に外れてくれてラッキー日和。来週は早くも桜の開花が予想されている。そんな春本番を予感させる和やかな山旅だった。(南雲記)
ミツマタの花が奇麗な山でした。
田代橋でこれからのコース確認
宮地山~タコチバ山~シダンゴ山~寄バス停
しばらく舗装道路を歩きます
周りは春の兆しがあちこちにありました。河津桜
山茱萸かな
ラッパ水仙
いよいよ山道に
結構急
山頂らしくない宮地山山頂
次の山に向かう気持ちのいい道
あちこちにミツマタが見えてきた。
タコチバ山も地味です。
シダンゴ山が近づいてきた。
シダンゴ山頂上到着
祠と由来の石碑
記念撮影
下山慎重に
寄の里に出た。
河津桜が満開でした。
川沿いの桜並木
寄バスセンター着
北市民セ7:00→ 若葉駅7:10発→ 海老名JCT 8:05→ 中井PA8:20着8:30発→ 大井松田IC8:35→(R246、R710号)→ 田代橋駐車場8:55着→ 宮地山9:55→ 鉄塔10:40→ 女坂/男坂分岐11:05→ シダンゴ山頂11:10着(昼食)11:50発→ 分岐点12:15→ 駐車場12:50着13:15発→ 松田IC13:30→ 厚木PA14:10着14:25)→ 北市民セ15:45 @4000円